自信につながった「私、ちょいとカワイイ裏番長」

──続いてライブの話をしたいと思います。年始の「Hello! Project 2014 WINTER」（以下ハロコン）にはハロー！プロジェクト所属グループが一堂に会するわけですが、そんな中でどうやってスマイレージらしさをアピールしていきましたか？

勝田　Juice=Juiceは後輩だけど、大人っぽい曲が多いじゃないですか。それに比べてスマイレージは「ええか!?」みたいに明るくて面白い感じの曲が多いので、笑顔だったり明るい感じをそのまま出そうとは思っていました。

──「ええか!?」はタイトルが関西弁ですが、大阪出身の中西さんは何か意識する部分ってありますか？

中西　「愛するこの街」って歌詞があるんですけど、「この街」は大阪だなって思いながら歌ってます。あと「ヤッタルチャン」って曲には大阪弁のセリフがあるんですけど、大阪でライブするときは本場の人に聞いてもらうのでステージに出る前にイントネーションを確認して、大阪の人にもっとこの曲を好きになってもらえるようにって思いを込めて歌ってます。

──そういえばスマイレージは現在、ツアー真っただ中なんですよね。

田村　はい。小さめの会場ばかりだから、一番後ろのほうの人の顔や体のパーツまでしっかり見えるんですよ。みんなの表情が見えるから、盛り上がってるときはわかりやすくて。

──どういう曲のときに「ああ、盛り上がってるな」って実感しますか？

和田　「私、ちょいとカワイイ裏番長」かな。この曲はハロコンで歌ったんですけど、すごく盛り上がって。最近はホールみたいに大きい会場でライブをする機会も少なかったので、この曲で盛り上げることができてすごい自信になりました。

勝田　「私、ちょいとカワイイ裏番長」と「スキちゃん」を覚えててもらえれば、初めての人でもスマイレージのライブが楽しめると思います！

ここから再スタート、あとは上がっていくだけなので

──今回のハロコンではスマイレージが紹介されるときのキャッチフレーズが「日本一スカートが短いアイドル」から「ちょいワル少女」に変わってましたよね？

竹内　悪くなったんですかね？

勝田　どこが悪くなったかわかんない！

和田　でもつんく♂さんがスマイレージに言葉を発するとき、「悪い！」みたいなことを言ってる。

田村　それがつんく♂さんの願望？ スマイレージはいい子ちゃんたちが集まってるけど、そういう方向にしたいんですかね。

和田　でも「ちょいワル」だから、ちょっとだよね。

竹内　そこまで悪くないからいいのかな？って思います（笑）。

中西　フレッシュってフレーズはJuice=Juiceに取られちゃいましたからね。

和田　ミニスカは……取られてないか（笑）。

──そんな「ちょいワル」スマイレージの注目してほしいところってどこでしょう？

勝田　ライブがとにかくイケイケ系で、めっちゃ盛り上がるんですよ。ファンの人も含めて、スマイレージのライブではみんな盛り上げるのが上手だと思います。

竹内　ほかのグループさんはカッコいい曲やダンスの激しい曲が多いと思うんですけど、スマイレージはそれだけじゃなくて面白い曲とか明るい曲とかカワイイ曲とか、いろいろなタイプの曲がいっぱいあるから、スマイレージのライブを見ればいろいろ楽しめると思います。

中西　あと、和田さんだったら仏像とか美術とか、竹ちゃんだったらスポーツとか1人ひとり特徴があるので、一歩踏み込んでメンバーのことも好きになってほしいですね。

福田　スマイレージってほかのグループさんよりも親近感を持ってもらえると思うんですよ。ライブもステージと客席が近いですし、握手会でもみんな話しやすいと思うし。

和田　家族みたいなんです、メンバーもファンも。家族だからワチャワチャできるところってあるじゃないですか。それにファンの皆さんには「スマイレージを大きな会場へつれていく！」って強い思いがあって。そういう家族みたいな温かさがスマイレージならではだなって思います。

田村　ライブ会場も今はライブハウスになって、ここから再スタートって感じだけど、あとは上がっていくだけなので。今からファンになる方も楽しめると思うし、いつか日本武道館で単独ライブができたときに「一緒にここまで来たんだ！」って思いを共有したい。スマイレージが今のハロー！プロジェクトの中で、応援していて一番楽しいグループだと思います！