Ayumu Imazu × オーディオテクニカ「ATH-CKS30TW+」|「低音がしっかり聴こえる絶妙なバランス」新作ワイヤレスイヤホンが提供する“刺激的な音体験”

オーディオテクニカの新たな完全ワイヤレスイヤホン「ATH-CKS30TW+」が発売された。

「ATH-CKS30TW+」は「ココロ、カラダ、トベルオト。重低音×ノイズキャンセリングで、刺激的な音体験。」をコンセプトとして掲げるイヤホン。高解像度な重低音とノイズキャンセリング機能を掛け合わせることで、音楽や映像を臨場感あふれるサウンドで日常的に楽しむことができる。本特集では、新進気鋭のアーティスト・Ayumu Imazuが「ATH-CKS30TW+」を体験。その感想や製品の魅力を、Ayumu Imazuならではの視点で率直に語ってもらった。また特集後半では、「Obsessed」のヒットやKing & Princeへの楽曲提供など、快進撃を続けるAyumuの直近の活動についても話を聞いた。

取材・文 / 森朋之撮影 / 入江達也

オーディオテクニカ「ATH-CKS30TW+」

オーディオテクニカ「ATH-CKS30TW+」

「ココロ、カラダ、トベルオト。重低音×ノイズキャンセリングで、刺激的な音体験。」をコンセプトとして掲げる完全ワイヤレスイヤホン。高解像度な重低音とノイズキャンセリング機能を掛け合わせることで、音楽や動画を臨場感あふれるサウンドで日常的に楽しむことができる。周りの音を取り込む「ヒアスルー」「トークスルー」機能や、イヤホン紛失を防止する「置き忘れアラート」を搭載。防水・防じん性能も高く、スポーツやダンスといったシーンでも活用できる。

大事なのはニュートラルなバランスで聴けること

──Ayumuさんは普段、どのようにイヤホンやヘッドホンを使っていますか?

有線のイヤホン、ヘッドホン、ワイヤレスイヤホンを使い分けてます。普段からニューヨークと東京を行き来しているので、移動がすごく多いんですけど、飛行機の中では有線イヤホンを使うことが多くて。機内は暗いし、落としちゃったら困るので(笑)。ヘッドホンはじっくり音楽を聴きたいとき、ワイヤレスイヤホンは曲の振付を作るときなどに使っています。振付では「この音が鳴ったときに、こういう動きをする」というのが大切で。そこもしっかり精査しながら作っているので、一部の音域がよく出ているよりも、全体がバランスよく聞こえるほうがいいんですよね。

Ayumu Imazu

──なるほど。楽曲のミックスチェックのときはどうですか?

制作やミックスはヘッドホンでやってます。ただ、最終的なチェックは普通のイヤホンでも聴くようにしているんですよ。クオリティの高いヘッドホンやイヤホンのほうがもちろんいい音で聴けるんですけど、みんながそういう音で聴いているわけではないので。パソコンやスマホのスピーカーでも「いい曲だな」と思ってもらえるようなサウンドがいいなと。

──では、Ayumuさん自身がイヤホンを選ぶときの基準は?

一番はニュートラルなバランスで聴けることですね。あとはデザインもけっこう気にします。その日のファッションに合わせて使い分けることもありますし。

──アメリカにいるときと日本にいるときで求められる音が違ったりもするんでしょうか。

かなり違うと思います。アメリカの友達の車で音楽を聴くと、低音がびっくりするほど響いていたりして(笑)。最近はアマピアノ(南アフリカ発のハウスの派生ジャンルのダンスミュージック)が流行ってるけど、重低音がすごく出ていて、空間的な広がりがあって、そのままクラブシーンでも使えるような作りになっている。そういう海外のトレンドには、自分も影響を受けていると思います。J-POPは音数や展開が多くて、繊細なことをやっている曲が多い印象ですけど、洋楽はシンプルで音数も少ないんですよね。それは自分の曲にも影響が出てると思います。制作しているときに、最近の洋楽をかけてバランスをチェックすることもあります。

Ayumu Imazu

人生初ヘッドホンはオーディオテクニカ

──今回、Ayumuさんにはオーディオテクニカのワイヤレスイヤホン「ATH-CKS30TW+」を使用していただきました。これまでもオーディオテクニカの製品を使用されたことはありますか?

このインタビューで絶対に言いたいと思っていたんですけど、人生で初めて使ったヘッドホンがオーディオテクニカの製品だったんですよ。小学校2、3年生のときに親に買ってもらったんですけど、黄色と黒のカラーで「めっちゃカッコいい!」と思って。ほかの子が持っていないようなデザインだったし、特別感があったんですよね。ちょうどダンスレッスンに通い始めた頃だったので、1人で電車に乗って、ヘッドホンで音楽を聴いて。当時はJ-POPが多かったけど、テイラー・スウィフトとか流行りの洋楽も聴いていました。なので今回試させてもらったワイヤレスイヤホンもすぐ耳に馴染んだというか、すごく聴きやすかったです。

Ayumu Imazu
Ayumu Imazu

──「ATH-CKS30TW+」は「ココロ、カラダ、トベルオト。重低音×ノイズキャンセリグで、刺激的な音体験。」というテーマをコンセプトとして掲げていますが、実際に製品を試してみて、重低音の聴き応えはいかがでしたか?

僕は普段、大音量で音楽を聴くことがあまりないんですけど、その“普段通りのボリューム”でも、しっかり低音が聞こえたのですごいなと思いました。低音が売りのイヤホンとかヘッドホンだと、たまに中音域や高音が埋もれてしまっていることがあるんですよ。でも、この商品は中音域や高音もちゃんとクリアに聞こえる。そういう部分も含めて全体的に聴き心地がよくて、絶妙なバランス感があるイヤホンになっていると思います。

Ayumu Imazu

──「ATH-CKS30TW+」は今Ayumuさんがおっしゃった通り、原音に忠実な再現性も特徴なんですよね。低音についても、中域・高域表現のバランスを崩さない音作りを意識しているとか。あと、イコライザー機能も充実していて、締まりのあるタイトな重低音が特徴の「Bass Boost-Beat」、低域と高域を強調したメリハリの効いたサウンドが楽しめる「Dynamic」など5種類のイコライザーを選べます。

僕も普段、イコライザーを調節して低音を出したりしますけど、この機能はすごくありがたいですね。シチュエーションや気分によって音の聞こえ方を気軽に変えられるのがいいなと思います。あと、曲によって音のバランスを変えられるのもいいですよね。例えばギターがガッツリ鳴ってるバンド系の曲を聴くときとヒップホップを聴くときでは、バランスを変えたほうがいいと思うので。自分で調整すると迷っちゃことがあるから(笑)、こうやってデフォルトで多くのパターンが設定されているとすごく使いやすいです。