「津野米咲に会いたくないっす……」

蔦谷　今回のアルバムは通して聴いてほしいですね。流れがいいから。最初の流れもすごくいいし、「ドライフラワー」みたいな曲のあとに、音数が少なくて華がある「TOKYO HARBOR feat. KREVA」みたいな曲が入ってくるところもいいし。驚きがたくさんあると思うな。

津野　私からしたら、「もう作ったから、あとはご自由に聴いてください」って感じかな。でもボリュームたっぷりですよね。15曲なんて作っちゃって、これからどうしよう！

蔦谷　そういえば、この間クリープハイプの尾崎（世界観）と飲んだとき、あいつ言ってたよ。「津野米咲に会いたくないっすよ……」って（笑）。

津野　あはははは（笑）。口だけですよ。

蔦谷　あいつ、俺の前ではそういうこと言うんですよ。

津野　私たち、本人同士が会うとバチバチするのに。でも、私も尾崎さんがいないところですごく褒めたりしていて（笑）。

蔦谷　ツンデレ（笑）。全員ツンデレ。で、俺ツンデレにすごいモテるんですよね。

津野　あははは（笑）。ああ、今後も蔦谷さんと一緒にやりたいなあ。

蔦谷　やりたいね。

津野　やっぱり蔦谷さんとは気持ち悪い曲やりたい。気持ち悪いけどメロディがきれいな曲。あと、この間ライブも一緒にやらせていただいたんです。「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2014」で。

蔦谷　そうそう、1曲だけ演奏させていただいて。

津野　ちょっとアコースティック寄りのセットで。最後「NOW ON AIR」で蔦谷さんに入ってきていただいて、ピアノを弾いてもらって。楽しかったー！

蔦谷　楽しかったなー。あれライブ後に最後みんなで写真撮ろうってなったとき、斉藤和義さんに撮ってもらって（笑）。「和義さんにシャッター押させる若手ってすげえな！」って（笑）。和義さんも「あ、これ蔦谷のカメラ？ シャッター押すだけでいいの？」って（参照：蔦谷好位置オフィシャルブログ）。

津野　しかもめっちゃ撮るのうまかった（笑）。楽しかったですね（笑）。ニコニコしているといいことがある！

赤い公園 ミュージックビデオ