Googleが提供するYouTubeの音楽番組「MUSIC FRIDAY on Google+ | YouTube」の第8回が9月13日に放送され、
番組はMCのChigusaを交えたトークパートからスタート。ここでは須藤元気がWORLD ORDERを始めたきっかけを語ったり、ダンサー6人がグループに入る前の経歴を明かしたりと貴重な話題が展開される。須藤はWORLD ORDERのコンセプトを「ハリウッド映画に出てくるデフォルメされた日本人」と話し、楽曲がエレクトロサウンドであることについては、デジタルなイメージを取り入れた無機質な音楽を意識していると回答した。
また彼らのビデオクリップといえば人通りがある中で撮影された映像が印象的だが、これらは臨場感を大事にするため何回も撮り直しているというエピソードも飛び出す。さらに4月に東京・日本武道館にてセンターステージで行われた単独公演に話が及ぶと、当日のパフォーマンスはこれまで正面から見せていた振りを全方位に対応したものに作り直し、試行錯誤しながら作り上げていったものだという苦労話も打ち明けられた。
続いてメンバーは、事前にファンからGoogle+オフィシャルコミュニティに寄せられた「WORLD ORDERにPV撮影やライブに使ってほしいオススメの場所」を観覧。モアイ像の前や船上、弘前公園などが提案され、メンバーはそれぞれ画面に見入ってコメントした。そしてトークの締めとして、須藤が「これからもパフォーマンスの幅を広げて新しい表現をやっていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします」とファンへメッセージを送った。
視聴者お待ちかねのライブパフォーマンスでは、は収録スタジオである六本木YouTube Space Tokyoをフルに使い、曲ごとに入口などスタジオ内を移動しながら「WORLD ORDER」「2012」「PERMANENT REVOLUTION」「FIND THE LIGHT」「MACHINE CIVILIZATION」の5曲を披露。ユニークかつ不思議な振り付け、計算され尽くした圧倒的なパフォーマンスで視聴者を一気に引き込み、贅沢な時間を演出した。
WORLD ORDER 収録後コメント
――今回のパフォーマンスはこの六本木YouTube Space Tokyoの入口から始まり、移動していく形でしたね。
落合将人 全部の場所を使っていいということだったので、せっかくならいろいろなところでパフォーマンスしたいなと思いまして。
――実際やってみて狙い通りになりましたか?
落合 そうですね、狙い通りいけましたね。やっぱりスペースの問題があって、ちょっと難しいところもあったんですけど。
須藤 僕らはやっぱり引きで見たほうが不思議に見えるんですけど、今回の場所は奥行きがどうしても取れないから見切れちゃったりしていて。「生っぽさ」を極力出さないっていうのは意識したいところなんですけど、どうしてもこの距離だと人間がやってるって感じがしますね。でもいつもは1つのステージなんですけど、移動していくという変化をつけて構成を練れたので、今までにないことをやれて楽しかったです。
内山隼人 空間で配置を取るっていうのはいつもと違うニュアンスでしたね。
上西隆史 でも場面が変わるっていうだけで、やってることはいつもと同じなので。多少は難しかったですけど、そんなに大変だなあっていう感じではなかったです。
須藤 移動するっていうのはいいですね。これからもやってみたいです。
――これからアーカイブ映像を観る方にメッセージをお願いします。
須藤 このようなスタジオでWORLD ORDERのパフォーマンスをやることがないので、いつもとは違った一面を楽しんでもらえればと思います。
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