高橋幸宏の魅力を成孔、山口一郎らが紐解くユリイカ増刊号

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高橋幸宏を特集した雑誌「ユリイカ」臨時増刊号が、本日9月12日に発売された。

「ユリイカ 2013年10月臨時増刊号 総特集◎高橋幸宏」表紙

「ユリイカ 2013年10月臨時増刊号 総特集◎高橋幸宏」表紙

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この特集では、高橋とリリー・フランキーの対談をはじめ、ユニット「THE BEATNIKS」の相棒でもある鈴木慶一(ムーンライダーズ)や菊地成孔、山口一郎(サカナクション)、松永天馬(アーバンギャルド)による寄稿文、高橋とゆかりの深い高野寛砂原良徳高田漣による鼎談「ぼくらのユキヒロ Conversation Y.T.」、やくしまるえつこ(相対性理論)、しりあがり寿、久住昌之らによるトリビュートイラストなど、さまざまな角度から高橋の魅力が紐解かれている。田島一成による巻頭グラビアや多岐におよぶ関連作品のディスコグラフィなども掲載された、ファン必携の1冊だ。

「ユリイカ 2013年10月臨時増刊号 総特集◎高橋幸宏」掲載内容

<カラーグラビア>
自然体のダンディ(リ)ズム / 高橋幸宏(写真:田島一成)

<対談1>
気がつけば男ふたり ホロ苦く甘酸っぱいオトナたちの話。 / 高橋幸宏+リリー・フランキー <トリビュート>
ピンとしたタカハシさん / しりあがり寿
心の栄養 / シマあつこ
切らせていただきます。 / 久住昌之
夏休みの思い出が再び我が手に / エドツワキ
∂リズム/∂体内アルコール度数=0? / やくしまるえつこ

<エッセイ>
高橋幸宏君のこと / 鈴木慶一
「Yukihiro-wa Masashi-no Ojisan」、略して「YMO」 / 大岩Larry正志
Boys to Men / 伊藤壮一郎
ラブソングのゆくえ / 松久 淳
新種 / 山口一郎
あて書きのニウロマンティック キャラクター詞としてのユキヒロ / 松永天馬

<香りたつ音楽>
高橋幸宏という音楽家のこと、そして彼が奏でる歌のこと / 天辰保文
幸宏さんについて私が思っている二、三の事柄 / 佐々木敦 <ロングインタビュー>
新たなときめきを、いつも 高橋幸宏のルーツをめぐる旅 / 高橋幸宏(聞き手=青野賢一)

<現代のニウロマンチカ>
永遠のファミリー・ロマンス / 香山リカ
最後のニューロティカ / 菊地成孔
R&B「外」的な美意識の時代 高橋幸宏さんを一九八〇年代初頭の音楽状況に置いてみる / 千野帽子

<笑いとスタイル>
センチメンタリズム→エピキュリアニズム→ストイシズム→ユキヒロイズム / 桑原茂一
音楽と笑い論序説としての、二十数年前、高橋幸宏さんから頂いた言葉をめぐって / 宮沢章夫
鏡の前で眠る マニエリスム的類型としての高橋幸宏 / 青野賢一

<対談2>
スタイルのある大人の嗜み ファッション、時々料理(と釣り) / 高橋幸宏+祐真朋樹 司会=青野賢一

<ラジオ鼎談>
ぼくらのユキヒロ Conversation Y.T. / 高野寛+砂原良徳+高田漣

<時代を超えて>
自閉の時代からつながりの現在へ 八〇年代のユキヒロとゼロ年代以降の高橋幸宏の距離 / 円堂都司昭
二一世紀の神経症者ニウロマンティック――にならないための冴えたやりかた 二〇〇〇年代以降の高橋幸宏 / 飯田一史
幸宏超ひげ理論 あの雲は今日、うまくいくと中国女は囁いた / 中塚圭骸

<資料>
高橋幸宏ディスコグラフィー / 吉村栄一

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