サザンオールスターズ茅ヶ崎に帰還！特別演出に2万人興奮

サザンオールスターズが昨日8月31日に、野外スタジアムツアーの一環で13年ぶりに神奈川・茅ヶ崎公園野球場公園にてライブを行った。

2000年の「茅ヶ崎ライブ ～あなただけの茅ヶ崎～」以来、13年ぶりに茅ヶ崎に戻ってきた彼ら。茅ヶ崎は桑田佳祐（Vo）の出身地ということもあって、開演前から街全体に歓迎ムードが漂う。ライブが始まると地鳴りのような歓声が響き、会場に熱狂の渦が生み出された。

ファンの大歓迎を受けつつ5人は、デビュー曲「勝手にシンドバッド」から新曲「ピースとハイライト」まで新旧の名曲32曲を惜しみなく披露。「夏をあきらめて」の曲の途中で江の島やえぼし岩がスクリーンに映るとオーディエンスは歓喜の表情を浮かべ、「BYE BYE MY LOVE」で桑田が「ふるさとでみんなと逢って幸せ感じてる」と歌詞を変えて歌うと大歓声をあげた。また「HOTEL PACIFIC」ではAKB48を思わせる衣装を着た大勢のダンサーが登場し、刺激的な演出に球場内は興奮した空気に包まれた。

そしてこの茅ヶ崎公演では、観客に遠隔操作で光る「胸熱リストバンド」が配布されライブに華を添える。ライブ本編終了後には「今日のこの日の思い出にサザンオールスターズの復活を祝して一緒に人文字を作りましょう！」というアナウンスがスクリーンに映し出され、2万人の観客が腕を挙げると「SAS」「35」という文字が客席エリアに浮かび上がった。

このほかにもサプライズで茅ヶ崎市長が登場し、サザンに茅ヶ崎市民栄誉賞の授与を行うなど、凱旋公演にふさわしいさまざまな演出が用意された昨日のライブ。本日9月1日の茅ヶ崎公演2日目は、全国の映画館でのライブビューイングに加え、茅ヶ崎市役所西側駐車場でパブリックビューイングが行われることが決定しており、さらなる盛り上がりをみせそうだ。