映画「JUDGE / ジャッジ」は、シリーズ累計部数160万部を突破した外海良基の人気コミックを実写化したスリラー作品。見知らぬ古い裁判所に集められた男女が、生き残るために自分の生贄になる人間を選ばなくてはならないデスゲームを課せられる。監督と脚本は古波津陽が手がけ、瀬戸康史(
映画製作陣は今作の主題歌をイメージしたとき、理不尽に極限状況に追い込まれた主人公の言いようのない“怒り”を表現するにはMAN WITH A MISSIONのパワフルでエネルギッシュなサウンドしかあり得ないと考えてオファー。偶然メンバーのJean-Ken Johnny(G, Vo)も原作のファンで、映画の世界観に共鳴したことから主題歌提供を快諾した。
古波津監督も、オオカミの姿をしたバンドが“オオカミ”が主人公の映画の主題歌を担当するという偶然に喜びつつ、「Wake Myself Again」の「もう一度自分自身を目覚めさせる」という歌詞が映画の内容や登場キャラクター“オオカミ”の覚醒シーンを連想させるなど、合致する部分が多かったとこの化学反応に満足している。
Jean-Ken Johnny(MAN WITH A MISSION)コメント
「Wake Myself Again」が映画「JUDGE / ジャッジ」の主題歌に決まった感想
罪ト罰。人間ガコノ世ニソノ姿ヲ現シ、最小単位ノ社会ヲ形成シタ時カラソノ概念ハ生マレタノデアロウ。イツシカ裁クノハ神ノミデハナク、人間ガ人間ヲ裁ク社会ガ社会ソノモノヲ守ルタメト言ウ大義名分ノモトアタリ前ノヨウニ生マレタ。裁ク権利ヲ持ッタ側ハ同ジ人間。先入観ヤ感情ヲソノ判断ニ含ム事ハ許サレル立場デハナイハズ。シカシ、本当ニ全クノ赤ノ他人ニソノ裁キヲ委ネテル事ニ疑問ヲ持ッタ事ハナイダロウカ。人ヲ信ジル、自分ヲ信ジル。ドチラモ生キテ行ク上デハ欠カセナイ要素ニ思エルガ、極限ノ状態、最終的ナ決断ヲ迫ラレタソノ瞬間、我々ガ信ジルベキハ。ソシテ信ジタ結末ガ正シイカドウカナンテ事ハ、決断ヲ下シタ自分ニ測レルヨウナモノナノカ。
映画を観る人へのメッセージ
太古ノ昔ヨリ未ダニ答エガ出テナイ問イヲ投ゲカケル本作品ニ我々ノ楽曲モ登場致シマス。ドチラモ楽シンデ頂ケレバ、ソシテゴ自身デモ見ツカラヌ答エニ頭ヲ悩マセナガラコノ映画ヲオ楽シミ下サイ!
瀬戸康史コメント
今回、オオカミ役として主人公を演じるにあたり、主題歌はMAN WITH A MISSIONさんしかないだろう!というくらい自分の中では勝手に決めてました(笑)。いざ正式に主題歌に決まった事を知り、あの力強く、良い意味で常識外れな風貌の5匹のロックバンドとのコラボレーションが楽しみでなりません。僕らが作り上げた映像と、MAN WITH A MISSIONさんの主題歌が合わさって、破壊力抜群の作品になる事を期待しています。
リンク
- 映画 JUDGE/ジャッジ 11月8日公開
- MAN WITH A MISSION
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音楽ナタリー @natalie_mu
MWAM、瀬戸康史らが挑む極限状況スリラー映画主題歌 http://t.co/LPJzlVTsBb #MWAM