DDT両国で筋少「タチムカウ」披露&アイドル4WAYも大団円

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8月17、18日に東京・両国国技館で「DDT万博 ~プロレスの進歩と調和~」「両国ピーターパン2013 ~プロレスの傾向と対策~」と題したDDTプロレスリングのビッグマッチが開催された。

豪快なダイビングヘッドバッドを高木三四郎に食らわす伊藤麻希。

豪快なダイビングヘッドバッドを高木三四郎に食らわす伊藤麻希。

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ファールカップがない状態でプー・ルイから金的攻撃を受け悶絶する福田洋。

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ロメロスペシャルをプー・ルイに仕掛ける福田洋。

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BiSとDPGによる「nerve」ラストシーン。

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しず風&絆~KIZUNA~と大石真翔。

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伊藤麻希に「オマエ、顔でかいな」と言い放つ宮本裕向。

伊藤麻希に「オマエ、顔でかいな」と言い放つ宮本裕向。

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アップアップガールズ(仮)と一緒に「チョッパー☆チョッパー」のダンスを披露する木高イサミ。

アップアップガールズ(仮)と一緒に「チョッパー☆チョッパー」のダンスを披露する木高イサミ。

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木高イサミの刀を受け取りひと暴れしようとする仙石みなみ。

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新田恵利「冬のオペラグラス」歌唱の様子。

新田恵利「冬のオペラグラス」歌唱の様子。

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いろいろあってアイドルとレスラーが1つにまとまった大団円の様子。

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筋肉少女帯による「タチムカウ」を入場曲にリングに向かう入江茂弘ら。

筋肉少女帯による「タチムカウ」を入場曲にリングに向かう入江茂弘ら。

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17日の大会ではアーティストやアイドル、タレントとコラボするさまざまな試合が展開。約8500人の観客が集まった会場で、既存のプロレスの枠にとらわれない名試合が繰り広げられた。

第2試合はBiSのプー・ルイとDPGの福田洋との「プロレス流対バン BiS vs DPG」が行われた。試合前のライブパートでは、まずDPGによって「リングの魔物」が披露され、リングインした福田がプー・ルイの登場を鋭い眼光で待つ。続いて特設ステージにBiSが現れると、こちらも「nerve」を歌唱し会場を盛り上げようとしたところで福田がプー・ルイを奇襲。ライブは中断し、そのまま福田がプー・ルイを捕まえてリングインする。福田は「誰もユーたちの退屈なパフォーマンスなんて見たくない! 早くこのリング上で正々堂々と勝負しろ!」とプー・ルイを挑発。するとプー・ルイのプロレスのコーチを買って出たハードコアレスラーの葛西純が「今から歌おうとする女の子を奇襲して何が正々堂々だ!? 笑わせるんじゃねえ!」と食ってかかり、早くもリング上は一触即発状態に。これを見ていたBiSマネージャの渡辺淳之介は「こんなのありえない。1曲歌ってから試合するって話だったでしょ? もういい、プー・ルイ、帰ろう」とプー・ルイを連れて帰ろうとするが、渡辺は逆にプー・ルイに張り倒されてしまう。プー・ルイは渡辺に対して「オマエも人にプロレスやらせておいてなんなんだよ!」と激昂し、福田と戦うために衣装を脱ぎ捨てスクール水着姿になった。

試合が開始すると、まずはプー・ルイが福田の急所を執拗に攻撃。この試合はプー・ルイのみ金的攻撃が許されており福田が不利と思われていたが、急所を攻撃された福田は顔色ひとつ変える様子がない。実は福田は金的攻撃対策としてパンツの中にファールカップを仕込んでいた。福田は不敵な笑みでファールカップを取り出しプー・ルイに見せびらかすと、その隙にプー・ルイが福田の金的目がけてローブローや蹴りをお見舞いする。この攻撃に福田は悶絶したが、すぐさまプー・ルイに対して反撃を開始。アイドルの顔に鼻フック攻撃を行ったり、“吊り天井”と称されるロメロスペシャルで追い詰めたりと、容赦のない攻撃が続く。プー・ルイも負けじとラリアットなどで対抗するがあまりにも弱々しい攻撃力に福田はびくともせず。怯むプー・ルイだったが、会場からは大きな“プー・ルイコール”が巻き起こり彼女の背中を押した。

試合終盤、レフェリーの木曽大介が攻撃に巻き込まれて失神すると、その隙に葛西がリングイン。福田にパールハーバースプラッシュをお見舞いしチャンスを作ると、コーナーに上ったプー・ルイは福田の股間目がけて必殺技の“プー・ルイスペシャルカウパーバキューム”を繰り出す。そのまま福田から3カウントを奪ってプー・ルイが激戦を制した。

試合後、葛西が福田に「オマエ、本当はBiSのこと大好きなんだろ!?」と聞くと福田は「好きなわけねえだろ!」と言いながらも動揺した様子を見せる。そして泣きながら走り去ると、ここで勝利したプー・ルイを囲むようにBiSメンバーがリングインし全員で「nerve」を歌い上げた。歌唱中、福田を含むDPGのメンバーもステージに現れると、全員笑顔で「nerve」の振りを踊り出し、BiS vs DPGの全面抗争はハッピーエンドで幕を閉じた。

囲み会見で今後もプロレスを続けるかという質問に対し、プー・ルイは「考えさせてください」とコメント。また最後「nerve」をノリノリで踊っていた福田は「プー・ルイさんと試合をしてみて、やったことのないプロレスを一生懸命がんばっている姿を見て、勝敗とかどうでもいいなと。とにかく一緒にダンシング&シンギングできて本当にエンジョイできました。これから世界はもっと平和になっていくと思います。そして僕ももう研究員です」と笑顔で語った。ちなみにBiSメンバーでは誰推しかを尋ねると、福田は「テンコ(テンテンコ)推しです。これからもサポートしていきますし、(Twitterで)リプライとかも飛ばしていきますんで」とアピール。だがテンテンコは「全部無視します」とあっさりと福田をかわした。

第5試合では、しず風&絆~KIZUNA~LinQアップアップガールズ(仮)、新田恵利が参加する「アイドルランバージャック4WAYマッチ」が行われた。これは、各アイドルを推す選手がアイドルの期待を一身に背負いながら戦う4WAYマッチで、試合中にリングアウトしてしまった選手は、自分の推し以外のアイドルから公認凶器で攻撃されてしまうというルールになっている。

まずはアイドルの歌唱ともに出場選手が入場。しず風&絆~KIZUNA~推しの大石真翔は「2013年、しず風&絆~KIZUNA~に出会えた夏を一生忘れられないものにしてやるぜ!」と叫び、メンバーと一緒に「パンチドランカー」を熱唱しつつリングインした。続いてステージにはLinQの深瀬智聖、杉本ゆさ、高木悠未、山木彩乃、伊藤麻希が登場。彼女たちはLinQ推しの宮本裕向の入場テーマでもある氣志團の「One Night Carnival」とLinQの「HANABI!!」をパフォーマンスし会場を大いに盛り上げた。そして宮本がステージに姿を現すと伊藤に向かって「オマエ、顔でけえな」と言い放つ。これに逆上した伊藤は花道で宮本に対し得意の頭突きを敢行。倒れ込む宮本に伊藤は「嫁さん、大事にしろよ」と言い聞かせ、全員でリングインした。3番手にはアップアップガールズ(仮)が登場し「チョッパー☆チョッパー」を歌唱。推し選手である木高イサミもメンバーと一緒にダンスを披露し、アプガ推しであることをアピールした。さらに佐保明梨はリング上で得意の空手を披露し、板割りを行ったり総合司会の山里亮太にチョップをかましたりするなど大物感を漂わせた。最後に登場したのはアイドル界のレジェンド、元おニャン子クラブの新田恵利。真夏の両国国技館で代表曲「冬のオペラグラス」を歌い上げると、推し選手の高木三四郎がピンクのハッピを着て登場し新田を盛り立てた。

新田が歌い終わり、ほかの3選手が一斉に高木に襲い掛かったところで試合開始のゴングが鳴る。リングから落とされた高木は、待ち構えていたアプガやLinQメンバーに公認凶器で攻撃され、たまらず退散。そんな高木の姿を見つけたLinQの伊藤は高木をロックオンし、執拗に頭突きを食らわせ続ける。一方、リング下ではしず風&絆~KIZUNA~の立花美空が木高の顔面に向かって水を噴きかける攻撃を行い、大歓声が沸き起こった。試合終盤、ほかの選手に捕まった高木がそれぞれのアイドルたちから攻撃を受ける展開に。しず風&絆~KIZUNA~の水野晴子からはビンタ、アプガの佐保からはチョップ、LinQの伊藤からは豪快なヘッドバッドが見舞われ、最後は大石、宮本、木高がそれぞれフィニッシュ技を繰り出して3人で高木をフォールし試合を決めた。

試合終了後、敗れた高木が「俺は負けてない! 俺の心は折れてない!」とクレームをつける。続けて高木が「昭和のアイドルがオマエら平成のアイドルに負けるわけがねえだろ!」と言い放つと、突然新田が歩み寄り高木にビンタを食らわせる。倒れ込む高木に対して新田は「高木さん、みっともない! あなた大人でしょ? 男でしょ! 潔く負けを認めなさい!」と諭し、続けて「若いアイドルの子たちががんばってるんだからみんなで盛り上げていってください!」と会場に向かって呼びかけると、大歓声が沸き起こった。この新田の発言を聞いて改心した高木は「感動しました! アイドル同士やアイドルファン同士がいがみあってどうすんだよ!」と発言し、最後は「3、2、1、アイドル最高ー!」のコールを行い、大団円のまま試合の幕は閉じた。

試合後の会見で、高木は今回の試合を振り返り「アイドルはすごい。俺らプロレスも見習うことがいっぱいある」とコメント。さらにLinQの伊藤について「あいつはストーカーですね。伊藤麻希、名前は覚えたので次は福岡でリベンジしてやるからな。LinQ、覚えてろ!」と挑発した。その伊藤は今回の試合で見せた頭突きをどのようなところで繰り出しているのかと尋ねられると「木に向かって」と答え、記者陣をたじろがせた。また入場でアプガとともにダンスを見せた木高は「ダンスとかそういうのやるほうじゃないんですけど楽しかった。7割くらいは覚えたので、次はちゃんとライブに行って客席で踊ります!」と宣言。その発言に続いて佐保は「今日は力を出し切れなくて。まだ力が有り余っちゃってるので、このあともう1試合ないですか?」と発言した。そして大石も試合を振り返り「好きなアイドルと一緒に入場できて、一緒に踊れて。レスラー冥利に尽きるというか、とにかく楽しかった」と喜びの気持ちを語った。さらにプロレスを実際に観てどうだったかと尋ねると、しず風&絆~KIZUNA~の桜山澪は「すごかったです! 生では初めて見たんですけど怖かった。でも次があればみんなで練習してリング上で技をかけてみたいです」と笑顔でアピールした。

セミファイナルでは入江茂弘、石井慧介、高尾蒼馬 VS HARASHIMA、KUDO、ヤス・ウラノの6人タッグマッチが行われた。翌日のメインイベントで対決する入江とHARASHIMAの前哨戦だけに緊張感が会場を包み込んだが、ステージに筋肉少女帯が登場すると会場は一気にヒートアップ。筋肉少女帯は「日本印度化計画」から熱狂的なライブをスタートさせ、大槻ケンヂが「いくぜ! 『タチムカウ』!」と叫ぶと入江の入場テーマにもなっている同曲を熱唱した。この曲を背中に受けながら入江は決意した表情でリングイン。試合も入江組が見事勝利を収めた。

記者会見で大槻はプロレス会場で歌った感想を求められると「ロックバンドの入場テーマというと、ブルーザー・ブロディでいったらLED ZEPPELINの立場ですからね。もうちょっとわかりやすく言うと、鈴木みのるさんでいったら中村あゆみさんの立場ですから。こういう状況で歌えるロックミュージシャンってあんまりいないんで、うれしかった」とコメント。また「タチムカウ」は入江の入場曲として使われていたが公認として認めるのかと尋ねられると、大槻は「入江選手のことを知るにつれて大ファンになった。だからむしろどんどん使ってほしいです。大公認です! どこでも歌いに行きますよ。嫌がられても新木場の会場まで豆カラ持って行くから」と全面的に認める気持ちを打ち明けた。

なお両国大会初日の模様は、9月29日(日)にテレビ東京で深夜3:26から放送される。

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(ご)いの. @ksdd510

@ksdd_kaomoji どこでしょーね。
分かりません。
去年はガッツリ絡みありましたけどね。
http://t.co/lhimczmAxm

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