騒音寺、全曲新録のベストアルバムがついに登場

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京都を拠点に活動するバンド騒音寺が、ベストアルバム「THE BEST OF SO-ON☆G」を10月1日にリリースする。

「THE BEST OF SO-ON☆G」のジャケットイラスト(写真)はザ50回転ズのダニーが手がけたもの。

「THE BEST OF SO-ON☆G」のジャケットイラスト(写真)はザ50回転ズのダニーが手がけたもの。

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この夏は「FUJI ROCK FESTIVAL '08」にも出演し、その人気を全国区に広めている騒音寺。満を持して発表されるベストアルバムには、1994年の結成時から現在までのレパートリーの中から、選りすぐりの楽曲13曲がニューレコーディングで収録される。

アルバム発売直前の9月20・21日には本拠地・京都磔磔にて「THE BEST OF SO-ON☆G発売前夜祭!」を開催。さらに9月26日には東京・下北沢CLUB Que、9月28日には愛知・名古屋TOKUZOにてライブが行われる。東京公演には浅草ジンタ、愛知公演にはBacon、ははの気まぐれがゲストで登場。騒音寺のサウンドが気になっている人は、まずはライブで体感しよう。

また本作のリリースにあたり、彼らと親交のある岸田繁&佐藤征史(くるり)、鈴木圭介(フラワーカンパニーズ)、渚ようこ、ドリー(ザ50回転ズ)といったアーティストからの推薦コメントが到着。騒音寺のよき理解者として知られた故・中島らもは、生前に「一刀両断」と題する推薦文を寄せている。各アーティストのコメントは以下のとおり。

推薦コメント

ロック馬鹿なのか物の怪なのか、京都のミック・ジャガーなのかスティーブン・タイラーなのか?あ、それは顔や…。聴いていただければ分かる通り、騒音寺に歴史あり。どんどんささくれ立つバンドサウンドと、墨で書いた太字みたいなNABE さんのすごいヴォーカル、やばいです。ていうか、NABE さんは、日本のロックのひとでいちばん歌がうまいと思うんやけど、異論はあらへんやろ?
岸田繁(くるり)

高3の夏、初めて行ったライブハウスで騒音寺に出会い虜になった。 高校生の僕にとって何よりも親身で優しくてかっこいい音楽だった。色褪せない昭和の匂いは今でもリアルに響く。嘘っぱちじゃないから。 なんだか騒音寺とは地べたで繋がっている気がする。
佐藤征史(くるり)

騒音寺があったら、他に何にもいらないじゃん!
鈴木圭介(フラワーカンパニーズ)

厄除けに騒音寺のCDかけたら、かえって厄が寄ってきて大暴れ。しかし、さすがの厄も騒音寺の変態ぶりにはかなわなかったらしく、さんざん暴れてどこかへ消えていった。どんな凶々しい悪夢よりロックな変態のほうが、強いし怖いのだ。ナベさんに「衣装はどこで買ってるんですか?」と聞かれたことがあるが、こっちが聞きたい・・・
渚ようこ(歌謡歌手)

不完全なお前の日常を完全にするのは騒音寺しかいない!ダンスが苦手だって気にすんな!騒音寺はお前を踊らせてくれるぜ!!
ドリー(ザ50回転ズ)

この世界の最小単位はクオークだ。だが「超ひも理論」ではこのクオークを「点」とはみなさず、永遠に長い「ひもの断面」だと考える。その伝で計算すると世界は17次元ある。が、それは違う。世界は光と影、この2種類だけで成立している。この光と影のぼんやりした境目を一刀両断してくれるのが騒音寺のロックだ。結跏趺坐して聞くべし。
「一刀両断」中島らも

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