DQS、満員の下北沢Queで圧巻10台ドラム炸裂

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DQSが7月4日に東京・下北沢CLUB Queにてアルバム「10 Drummers vs EARTH」のリリースを記念したライブ「10 Drummers vs EARTH~アルバム発売記念!爆裂10台ドラム!~」を開催した。

DQS「10 Drummers vs EARTH~アルバム発売記念!爆裂10台ドラム!~」東京・下北沢CLUB Que公演の様子。

DQS「10 Drummers vs EARTH~アルバム発売記念!爆裂10台ドラム!~」東京・下北沢CLUB Que公演の様子。

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DQSはドラム10台とギター、ベース、キーボードの13名からなるユニークな編成の大所帯バンド。今回のワンマンライブは5月にリリースされた初アルバム「10 Drummers vs EARTH」を携えて開催され、満員の観客を前に気迫に満ちたステージが繰り広げられた。

ステージとフロアに設置された10台のドラムセットが異様な存在感を放つライブハウスに、お揃いの真っ赤なつなぎを着たメンバーが登場する。メンバーはステージ後方に野口徹平(G)、平田博信(B)、堀越和子(Key)の3人。そしてドラマーはHAZE / ハゼ、高橋浩司、溝渕ケンイチロウ、森信行、おかもとなおこの5人がステージに、小関哲郎、比田井修、ヤマグチユキヒコ-ハジ、北野愛子、ハギーの5人の計10人が円を描くように向かい合う。

リーダー・溝渕の大きな掛け声から1曲目「Metalish」が始まるとエッジの効いたギターリフをバックに、10台のドラムが息ぴったりのビートを刻んでいく。その後も疾走感あふれるドラムのユニゾンやそれぞれが違うリズムを刻んで綿密に構築された“ドラム10重奏”など、このバンドでしか成立しない一丸となったプレイを余すところなく披露。ライブ後半にはゲストボーカリストとして近藤智洋がステージに登場し、円を描くドラムに囲まれる形で「RESCUE」を熱く歌い上げた。

溝渕と高橋がステージ中央に立って進行するMCコーナーでは、「back to PLANET」でドラム1人ひとりがどのような演奏をしているのかをメンバー紹介を兼ねてユーモアたっぷりに解説。そして観客を1人ステージに呼び込んでその音の迫力を体感させたり、“歌心のあるドラムとは”というコーナーでは高橋が歌うKANの「愛は勝つ」の雰囲気がドラムパターンによってどの程度変化するのかをわかりやすく紹介するなどファンとのコミュニケーションも楽しんだ。

彼らは最後に体力勝負の楽曲「The circle of the rhythms」を披露。最後まで気合いと根性の演奏を爆音で鳴らした彼らのライブはこの上ない高揚感とともに大団円を迎えた。

なおこの日のライブで彼らは、10月17日に再び下北沢CLUB Queにてワンマンライブを開催することを発表した。

DQS「10 Drummers vs EARTH~アルバム発売記念!爆裂10台ドラム!~」
2013年7月4日(木)@下北沢CLUB Queセットリスト

01. Metalish
02. Parallel
03. Next 9
04. back to the PLANET
05. Wall of light
06. Confidence
07. New-school(新曲)
08. RESCUE
09. Stroke
10. Understand
11. The circle of the rhythms

※記事初出時、一部曲名に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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