6月5日はTHE STARBEMSの1stアルバム「SAD MARATHON WITH VOMITING BLOOD」の発売日にして、日高央(Vo)の45回目の誕生日。今回のライブはその2つを記念して開催された。
6人のメンバーがステージに登場したのは19:00ちょうど。日高の「THE STARBEMSです!」というシャウトと同時に高地広明(Dr)がカウントを打ち鳴らし「THE CRACKIN'」「NO REACTION」「HUMAN RIGHTS」の3曲を一気に叩き込む。曲中、日高と菊池篤(G)が「Oi! Oi!」「Jump! Jump!」と煽るとフロアは即座に反応。拳を振り上げ、ジャンプを繰り返していた。
タワーレコードでのイベント出演回数順に自己紹介をするところから始まった中盤戦は「SAD MARATHON WITH VOMITING BLOOD」の曲順通りに「MAXIMUM ROCK'N'ROLL」から「ARE U SURE?」まで怒濤の勢いで連発。そしてメンバーからバースデーケーキと、4200円のユンケル黄帝液2本をプレゼントされた日高はその1本を一気飲み。ギターを置いた菊池とのツインボーカルによるミクスチャーロックテイストの「FUCKIN' IN THE AIR」や、アルバムのリードトラック「DESTINY」などを披露してフロアをあとにした。
「みんな人使いが荒いなあ」と苦笑いを浮かべながら、メンバーとともにアンコールに応えた日高は、5月27日に急逝したbloodthirsty butchersの吉村秀樹(Vo, G)に言及。「今日はオレの誕生日だけど、吉村さんを送り出す曲で締めたいと思います」との言葉とともに「GOOD-BYE LOVE」をプレイし、19:45、イベントタイトルで予告した通り、45分ちょうどのステージをエモーショナルかつ感動的に締めくくった。
THE STARBEMS「日高央45歳記念45分インストアLIVE!」セットリスト
01. THE CRACKIN’
02. NO REACTION
03. HUMAN RIGHTS
04. MAXIMUM ROCK'N'ROLL
05. WISE BLOOD
06. ARE U SURE?
07. FUCKIN' IN THE AIR
08. FORGIVENESS
09. DESTINY
<アンコール>
10. GOOD-BYE LOVE
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音楽ナタリー @natalie_mu
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