昨日3月3日、大阪・大阪城ホールにて
結成当初、大阪城公園内の城天ストリートでライブを重ねていたHARUNA(Vo, G)、MAMI(G, Vo)、TOMOMI(B, Vo)、RINA(Dr, Vo)の4人にとって、大きな目標だった大阪城ホールでのワンマンライブ。今回、ストリートライブから大阪城ホール公演という大出世を果たした彼女たちを観ようと、会場には10000人のファンが駆けつけた。
ライブは定番曲「SCANDAL BABY」からスタート。割れんばかりの声援に包まれながら1曲目を歌い終えたSCANDALは、インディーズデビューシングル「スペースレンジャー」、疾走感あふれる「LOVE SURVIVE」を続けてプレイしていく。HARUNAが「最高の夜にしようねー!」と呼びかけ、そのまま「星の降る夜に」「瞬間センチメンタル」「少女S」「太陽スキャンダラス」とシングル収録曲を連発。ヒット曲中心のセットリストに、観客のテンションは早くも最高潮に達した。
HARUNA×RINAのユニットによる楽曲「恋の始まりはダイエット」では、RINAが1人でボーカルを務めるなど、ライブならではの遊び心も披露。MCでは城天ストリートでパフォーマンスをしていた頃、売店で買った1つの焼きそばを4人で分けあったという思い出話を告白して会場を沸かせる。一方、次のMCでは、HARUNAが「ずっと大阪城ホールでワンマンライブをやるのが夢だとなんの確信もなく言っていたけど、今、ここに立っています。この日を迎えることができたのは、いつもライブに来てくれたり音楽を聴いてくれたりしているみんなのおかげです。今、いろんな夢を持っている人がいると思う。そんなみんなに夢や希望を届けていきたい。これからもよろしくね」と挨拶。その言葉に感極まったTOMOMIが、思わず涙してしまうシーンも見られた。
ライブ終盤、「次の曲はこのステージで歌うことを夢見た曲です」という曲紹介の後に演奏し始めたのは「one piece」。くじけそうになっても夢に向かうことの大切さを歌ったこの曲を、4人は噛み締めるように奏でていく。観客も、大阪城ホールという夢の舞台に立つ彼女たちの姿に自然と引きつけられる。そして「Welcome home」「Very Special」「Shining Sun」「太陽と君が描くSTORY」というアップテンポなナンバーを披露し、4人はステージを後にした。
アンコールに登場した彼女たちは、「サティスファクション」「DOLL」「EVERYBODY SAY YEAH!」をパフォーマンス。軽快なロックナンバーに会場は再び熱気を帯び、大合唱が起こる。HARUNAが「ここからがスタートです。まだまだ、ついてきてください!」と呼びかけると10000人がそれに呼応し、大熱狂のうちにライブは終了した。
「SCANDAL OSAKA-JO HALL 2013 『Wonderful Tonight』」
2013年3月3日セットリスト
01. SCANDAL BABY
02. スペースレンジャー
03. LOVE SURVIVE
04. 星の降る夜に
05. 瞬間センチメンタル
06. 少女S
07. 太陽スキャンダラス
08. 恋の始まりはダイエット
09. Rock'n Roll
10. Queens are trumps
11. カゲロウ
12. HARUKAZE
13. one piece
14. Welcome home
15. Very Special
16. Shining Sun
17. 太陽と君が描くSTORY
<アンコール>
18. サティスファクション
19. DOLL
20. EVERYBODY SAY YEAH!
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- SCANDAL Official website
- SCANDAL | Sony Music
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音楽ナタリー @natalie_mu
城天から大阪城ホールへ、SCANDAL飛躍のワンマン大成功 http://t.co/mWu3ZHBveO