「ガールズ&パンツァー」「中二病でも恋がしたい!」などの人気アニメで活躍中の声優・
これは昨日2月11日に東京・ニコファーレにて行われたイベント「上坂すみれプロジェクト 始動!! ~決起集会vol.0~」にて発表されたもの。イベントでは冒頭からデビュー曲「七つの海よりキミの海」がライブで披露され、この模様はニコニコ生放送を通じて生中継された。なお、この楽曲は今春放送予定のアニメ「波打際のむろみさん」のオープニングテーマとなる。
イベントは大のロシア・ソビエト連邦マニアである上坂の趣味を反映したアバンギャルドな内容で、ニコファーレの壁面を覆うスクリーンには、開演前から赤を基調としたものものしい雰囲気の映像が映し出されていた。観客にも「赤い服」というドレスコードが言い渡されており、スタッフは彼女の意向により全員紙袋をかぶせられた状態。スクリーンを流れるニコ生視聴者のコメントもほとんどが赤文字と、場内は徹底して異様なムードに包まれた。
デビュー曲「七つの海よりキミの海」を初披露した上坂は、まず「建国記念日の祝日真っ昼間に、お越しいただきありがとうございます」と会場に集まったファンに挨拶。一旦ステージを離れたかと思うと、今度は軍服の上にマントを羽織り、メガホン片手に登場した。彼女はこの決起集会で、自ら先導者となる「革命的ブロードウェイ主義者同盟」の立ち上げを発表。これはサブカルの聖地である東京・中野ブロードウェイを愛する彼女が、好きなものを好きと言える世界を目指すべく「生産・団結・反抑圧」をスローガンに掲げた同盟で、ゆくゆくは独立した国家となることを目論んでいるという。
上坂は本式の国旗サイズで作られた旗を用意したほか、同盟として活動する上で必要な装備品としてのグッズ開発を観客およびニコ生を視聴している“同士”に提案した。ヘルメットやガスマスク、「ゲバルト棒という名のサイリウム」、果ては戦車など常軌を逸したグッズ案が発表次々と発表されたが、“同士”にはいずれも好評。さらなる理想的なアイデアも飛び出し、上坂は満足げな表情でスタッフに打診した。
また集会ではアーティストデデビューに伴い、4月28日に東京・原宿アストロホール、4月29日に東京・東京キネマ倶楽部にて次なる決起集会が開催されることも発表された。上坂の好きなロリータファッションの聖地・原宿と、昭和の香りを色濃く残す鴬谷。どちらも彼女の思い入れが強く反映された会場だ。また上坂は、同盟の名にもある中野ブロードウェイへの愛着から「いつか中野ブロードウェイのすぐ近くにある中野サンプラザで“建国パーティ”を開きたい」と目標を語っている。
終演後に行われた記者会見では、彼女の年齢にそぐわない趣味について質問が集中した。ソ連に対する愛着については「平成生まれの私にとってはかなりのファンタジーなんです」とコメント。またデビューにあたり共演したいアーティストについて問われると、ライブを観て衝撃を受けたというアーバンギャルドをはじめ、自身が声優として活動するきっかけになったという桃井はるこや、中学生の頃から大好きだったという大槻ケンヂの名を挙げた。
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10年前