ももクロ、ニッポン放送公開収録でユーミン名曲カバー披露

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本日2月11日に東京・東京国際フォーラム ホールAにて、ももいろクローバーZのスペシャルイベント「ももいろクローバーZ ももクロくらぶxoxo ~バレンタイン DE NIGHT だぁ~Z!」が行われた。

写真は「ももいろクローバーZ ももクロくらぶxoxo ~バレンタイン DE NIGHT だぁ~Z!」より。

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イベント前の記者会見では「かわいさ全開で行く」と予告していたももクロだが、ライブではいつも通りの気迫あふれるパフォーマンスを見せた。

イベント前の記者会見では「かわいさ全開で行く」と予告していたももクロだが、ライブではいつも通りの気迫あふれるパフォーマンスを見せた。

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「みんなと色がカブっちゃいけないから、あかりちゃん(元メンバー早見あかり)の色で来た」と青い服で登場した松村邦洋(写真左端)。

「みんなと色がカブっちゃいけないから、あかりちゃん(元メンバー早見あかり)の色で来た」と青い服で登場した松村邦洋(写真左端)。

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椅子に座ってのトークの様子。

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このイベントは、ニッポン放送で毎週日曜夜にオンエアされているももクロのレギュラーラジオ番組「ももいろクローバーZ ももクロくらぶxoxo」の公開収録ライブとして実施されたもの。会場には約5000人のファンが集まった。2月14日のバレンタインデーに合わせたスペシャルイベントとあって、今回はレッスン中からいつになくかわいさ満載の「ブリブリした」状態だったというももクロの5人は、イベント前に行われた記者会見の席から「普段はあまり出さないかわいさを出します」と意欲十分な姿を見せた。

会場は開演前から異常な熱気に包まれており、メンバー登場前に流された最新シングル曲「サラバ、愛しき悲しみたちよ」のビデオクリップにも盛大なコールが飛び交う。会場が暗転し、おなじみのオープニングテーマ「overture」がラジオ収録現場を収めたオフショット映像とともに流れ出すと、観客の熱気はさらに上昇。大声援に包まれる中、5人は客席から登場するというサプライズを見せつつ、一気に5曲を歌い上げた。

冒頭のMCでは、ももクロメンバーやファンの間で「ごぼう」の愛称で親しまれるニッポン放送アナウンサー、吉田尚記が番組の司会進行役として合流。吉田アナは会場に向かう途中で事故に遭ったとのことで、腕にギプスをした状態でステージに上がった。吉田のMCのもとスタートしたコーナー「教えて ももクロ先生!」は、番組リスナーからの相談にももクロの5人が答えるというもの。「得意なモノマネは?」という問いに、玉井詩織がローラの声マネによるビートたけしの「ダンカンバカヤロウ」という難度の高い技に挑戦。すると会場には突然、たけし本人を思わせるダメ出しの声が鳴り響く。驚くメンバーの前に現れたのは、たけしモノマネの第一人者・松村邦洋だ。このコーナーだけのために駆けつけたという松村は、たけし、貴乃花、西田敏行、堺雅人、中尾彬といった自身のレパートリーをももクロに直接指導。最後はメンバー5人と一緒にたけしのギャグ「コマネチ」を披露した。

続くライブコーナーでは、有安杏果&高城れにによる「事務所にもっと推され隊」、百田夏菜子&玉井詩織による「シングルベットはせまいのです」、佐々木彩夏による「だって あーりんなんだもーん☆」と、ユニット&ソロ曲を連発。歌い終えた5人はユニット曲が初披露された昨年春の神奈川・横浜アリーナ公演「ももクロ春の一大事2012 横浜アリーナまさかの2DAYS『ももクロ☆オールスターズ 2012』」を振り返りつつ、あの日吉田アナとの間に生まれた遺恨を蒸し返す。あの日、楽屋に潜入して愛用のストレッチマットをラジオリスナーへのプレゼントとして勝手に持ち帰られてしまった百田は、仕返しにと吉田アナが学生時代から乗っていた愛用の自転車を勝手にステージに持ち込み、これを「ももクロくらぶxoxo」のリスナーにプレゼントするという。吉田アナは百田らの挑発に泣く泣くこれを承諾。この自転車は「ニッポン放送まで取りに来られる人」を条件にプレゼントされるとのことなので、ほしい人は番組をチェックしておこう。

そしてイベント中盤には、メンバーが「ラジオでずっとやってみたかったこと」として初のラジオドラマに挑戦した。タイトルは「かなこが消えた日」。漢字が読めないことを気に病みラジオ出演を辞退すると言い出すリーダー百田を中心とした青春群像劇が、ステージ上で繰り広げられた。5人はストーリーのラストを締めくくる1曲として、松任谷由実の名曲「Valentine's RADIO」のカバーを初披露。この曲をカバーするにあたり、実際にユーミンのライブを観に行ったという5人は、興奮気味にユーミンのパフォーマンスを振り返る。ユーミンの楽曲をカバーをすることを本人に報告した際には「リズムがむずかしいからノリノリで、雰囲気で歌ったらいいよ」とアドバイスをもらったとのこと。また振り付けには、ユーミンのライブからヒントを得たダンスが盛り込まれていた。

緊張のドラマ録りを終えたももクロが一旦退場すると、吉田アナによるトークに続き、番組のこれまでを駆け足で振り返るダイジェスト「ももクロくらぶ濃縮版」が場内に流された。衣装を変えて再び登場した5人は「サラバ、愛しき悲しみたちよ」「D'の純情」「ピンキージョーンズ」を3曲続けて熱唱。「女子ー!」「男子ー!」「2階席ー!」「1階席ー!」と観客を煽り、最後は「Z女戦争」「労働讃歌」の2曲で締めくくった。観客の熱気は覚めやらず、すぐにアンコールの声が上がる。大声援を受けて再度ステージに上がった5人はさらに「猛烈宇宙交響曲・第七楽章『無限の愛』」「あの空へ向かって」の2曲をプレゼントし、喉の治療で声が出せない有安は筆談で、ほかの4人は元気な声でそれぞれ感想を述べた。あーりんが最後に「ももクロとラジオは相性がいいと思うんですよ。こんな大きな場所での公開収録は初めてでしたけど、いつも通りにしゃべれたし、ラジオとライブ、ももクロのいいところを2つとも皆さんに観てもらえたかなと思います。ちょっと早いバレンタインデーを皆さんと過ごせてすごく幸せでした!」と感謝の気持ちを伝えると、会場からは温かい拍手が。最後は5人でマイクを置いて手をつなぎ、深々と挨拶。約3時間におよんだイベントは幸せな空気に包まれ終了した。

なお今回行われた公開収録の模様は、2月17日(日)、2月24日(日)の2週に分けて「ももクロくらぶxoxo」内でオンエアされる。

ももいろクローバーZ ももクロくらぶxoxo ~バレンタイン DE NIGHT だぁ~Z!
セットリスト

01. 走れ!
02. 黒い週末
03. DNA狂詩曲
04. 空のカーテン
05. オレンジノート
06. 事務所にもっと推され隊 / 事務所に推され隊(有安杏果&高城れに)
07. シングルベッドはせまいのです / ももたまい(百田夏菜子&玉井詩織)
08. だって あーりんなんだもーん☆ / 佐々木彩夏
09. Valentine's RADIO(オリジナル:松任谷由実)
10. サラバ、愛しき悲しみたちよ
11. D'の純情
12. ピンキージョーンズ
13. Z女戦争
14. 労働讃歌
<アンコール>
15. 猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」
16. あの空へ向かって

ニッポン放送「ももいろクローバーZ ももクロくらぶxoxo」

2013年2月17日(日)22:00~22:30
2013年2月24日(日)22:00~22:30
公開収録イベント「ももいろクローバーZ ももクロくらぶxoxo ~バレンタイン DE NIGHT だぁ~Z!」の模様をオンエア

※記事初出時、番組放送時間に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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読者の反応

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いしちゃん('22年も地道) @IshiChan_DJ

去年のバレイベを復習中。16曲もやってたっけ(^_^;)

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