2月20日にデビュー20周年記念ベストアルバム「and then…~20th anniversary BEST~」をリリースする
古内東子がブルーノート東京のステージに立つのはこれが初めてで、一夜限りのスペシャルライブとあって会場は満員。古内は佐野康夫(Dr)、大神田智彦(B)、知念輝行(G)、河野伸(Key)といった凄腕プレイヤーぞろいの4リズムを連れて、背中と胸元のざっくり開いた艶やかなドレスで登場した。
本編では、代表曲のひとつ「誰より好きなのに」やパンテーンCM曲としておなじみの「Beautiful Days」のほか、ラテンフレイバーを織り交ぜた「カサノバ」や「いつかきっと」などグルーヴィなナンバーも披露。彼女は「普段はだいたいピアノを弾いているので、いかにアップテンポの曲が歌えずに苦しんでいるか、ライブに来てくださっている人はわかると思います(笑)」とのことで、前半はピアノに座りながら歌っていたが、中盤以降は河野にピアノを任せ、ステージ中央に立って楽しそうにパフォーマンスを行った。
アンコールで、古内はこれから登場するゲストとの思い出を話し出した。「レコード会社の廊下で、デビューが決まっていた人を紹介されました。そのときその人は私の『Distance』というアルバムの曲を歌ってくれたんですね。その出会いから時は流れて、今日までどこかで支えてもらっているような友情を感じていて。彼の輝く背中を見てたから、私もがんばってこれたのかなと思います。そんな自慢の友人を。
スーツ姿の平井は、ステージに上がると「わが友、古内東子、デビュー20周年おめでとうございます!」と花束を手渡す。さらに先ほどの古内の言葉を返すように「僕がデビューしたとき、同じレーベルに彼女がいました。東子は先輩なんだけど歳も近くて、同期じゃないんだけど同志というイメージが強くて」と思いを明かす。そして「とても甘くて、ちょっと切なくて、僕と東子の18年間の思い出とシンクロするところがある」という、古内のベストアルバムに収録される新曲「さよならレストラン feat. 平井堅」を2人で歌い上げた。
なお、この「さよならレストラン feat. 平井堅」ともう1つの新録コラボ曲「誰より好きなのに feat. 槇原敬之」はYouTubeにて試聴がスタートしたばかり。古内東子は4月27日から弾き語りツアー「and then... acoustic tour」の開催も決定した。
and then…~20th anniversary BEST~ Release Party Live
2013年2月7日 ブルーノート東京 1stステージ セットリスト
01. 10%
02. PURPLE
03. 銀座
04. 誰より好きなのに
05. Beautiful Days
06. KOKYO
07. 大丈夫
08. カサノバ
09. いつかきっと
<アンコール>
10. さよならレストラン feat. 平井堅
11. Peach Melba
and then... acoustic tour
2013年4月27日(土)神奈川県 Motion Blue Yokohama
2013年4月28日(日)神奈川県 Motion Blue Yokohama
2013年5月8日(水)大阪府 Billboard Live OSAKA
2013年5月18日(土)愛知県 名古屋ブルーノート
2013年5月24日(金)東京都 COTTON CLUB
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リンク
- TOKO FURUUCHI Official web site
- 古内東子 / 古内東子20周年アルバム「and then...」 - YouTube
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音楽ナタリー @natalie_mu
古内東子20周年ブルーノートに旧友・平井堅サプライズ登場 http://t.co/wd5UjiJz