「音楽を届けるためならどこへでも」南波志帆が決意表明

2012年11月8日 18:44 119 3 音楽ナタリー編集部

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昨日11月7日に東京・ポニーキャニオン本社1Fイベントスペースにて、南波志帆のニューシングル「MUSIC」の発売を記念したイベント「おしえて、パイセン！」が行われた。

イベント「おしえて、パイセン！」終了間際の記念撮影。写真左からMegu（Negicco）、南波志帆、吉田豪。

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実り多いイベントとなったが、トークは南波による「菓子パンの定義」などの不毛な会話が大半を占めた。

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書道毛筆10段の南波は「今日のイベントを1文字で表すと？」というお題に、力強く「葱」と執筆。

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このイベントは「10代のうちに日本武道館でワンマンライブ」を目標に掲げている南波が、人生の先達であるゲスト“パイセン”に教えを請うというもの。壇上には吉田豪、Megu（Negicco）の2人が登場し、南波とおよそ1時間のトークを繰り広げた。吉田は南波をデビュー時から追い続けていたが、きちんと話をするのは今回が初めて。以前から南波のファンだったというMeguは目の前の南波に終始照れながらも、イベントが終わる頃にはすっかり仲を深めていた。

“3者面談”状態のトークでは「南波志帆は、いま業界のどこにいますか？」「南波志帆の強み、弱み」をテーマに、2人のパイセンが南波を分析。Negiccoらが活躍するアイドルシーンにも乗り込んでみては？という提案に、南波は「アイドルもアーティストも音楽を届ける上では一緒。自分の音楽を届けるためなら、どこにでも出ていきます」と力強く宣言した。

最後はパイセン2人から南波へ、この日のトークを通じて感じた「贈る言葉」が贈呈された。Negiccoとして南波と同じく日本武道館でのワンマンを目指しているMeguが贈ったのは、自身の10年間の活動における実感を込めた「辛いことの先には」というメッセージ。愛情あふれる言葉に、客席からは温かい拍手が届けられた。

なお、このイベントは12月5日にリリースされるニューアルバム「乙女失格。」の発売時にも続編として計3回行われることが決定しており、12月4日の第2弾には南波のプロデューサー矢野博康とアートワークを手がける吉田ユニ、12月5日の第3弾にはヒャダインこと前山田健一と夢眠ねむ（でんぱ組.inc）、12月8日の第4弾にはタワーレコード代表取締役社長・嶺脇育夫とバニラビーンズが登場する。