このイベントは、マルチな才能を見せる武瑠を多角的に解剖することをテーマに行われたもの。ファッションデザイナーのMIKIO SAKABE、音楽とマンガの両方の分野で作品を発表している
まず最初に登場したのはMIKIO SAKABE。自身でもファッションブランド「million $ orchestra」を展開する武瑠は、日本と欧米のファッションへの価値観の違いや、日本のファッションカルチャーについてSAKABEと語り合う。また東京・TSUTAYA TOKYO ROPPONGIにて行われた「MIKIO SAKABE」のファッションショー映像を見た武瑠から「自分の価値観をひっくり返されるようなアップデートが大事。予定調和外だと無茶しても面白いことができたり」といった持論も語られ、彼のファッションに対する考え方を垣間見られる対談となった。
続いて感傷ベクトルが登場。互いに音楽以外の表現方法を持つ者同士として、トークでは独自の楽曲制作秘話や、メディアミックスについての考え方、プロとアマチュアの違い、ニコニコ動画やYouTubeなどネットツールを活用した活動についてなど、彼らならではのトークが繰り広げられた。
そして最後は増田セバスチャンが登場した。トークではクリエイターを目指したきっかけなどを語り合い「バンドマンが多い」「とりあえずマンガを描いてみるところから始まる」といった“クリエイターあるある”で会場を賑わせた。また武瑠が増田セバスチャンの作風を意識してディレクションを行ったという楽曲「Howling Magic」のビデオクリップを見た増田セバスチャンは「もっと見たかった、後ほど楽屋でじっくり見ます」と興味津々の様子だった。
それぞれ1時間ずつ、合計3時間にも及ぶイベントはあっという間に終了。普段見ることのできないクリエイターとしての武瑠を堪能できる濃厚なイベントは、大盛況のまま幕を閉じた。
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音楽ナタリー @natalie_mu
SuGの武瑠、異業種クリエイターと3時間トークイベント http://t.co/TuCt6HVj