雑誌EATERインタビュー集に90sアングラの貴重証言満載

地引雄一が編集長を務め1995年から2001年まで刊行された、日本のインディーズやオルタナティブシーンを紹介する雑誌「EATER」。この全8号から音楽シーンを中心にピックアップした31編のインタビューからなる単行本「EATER'90s インタビュー集：オルタナティブ・ロック・カルチャーの時代」が刊行された。

この本には遠藤ミチロウ、恒松正敏（ex. FRICTION）、サヨコ（ex. ZELDA）、田口トモロヲ（LASTORDERZ）、戸川純、大友良英、勝井祐二（ROVO）、ササキヒデアキ、ホッピー神山、KIRIHITO、吉田達也、佐藤隆史、蔦木栄一・俊二（突然段ボール）、杉林恭雄（くじら）、北村昌士（YBO2）、灰野敬二、三上寛、山崎春美（タコ）、NON（NON BAND）、JOJO広重（非常階段）、美川俊冶（INCAPACITANTS、非常階段）、日野繭子（ex. C.C.C.C.、DFH-M3）、飴屋法水、根本敬、村崎百郎、不破大輔（渋さ知らズ）、ヒゴヒロシ（ex. FRICTION）、山本精一、江戸アケミ（ex. JAGATARA）といった面々へのインタビューを掲載。1980年代から1990年代にかけてのオルタナティブロックシーンが、当事者たちの言葉で語られている。

また本書にはDVDが同梱され、映像作家のササキヒデアキが撮影した大友良英やALTERED STATESのライブなど、1990年代の貴重な映像が50分にわたって収録される。なお雑誌「EATER」は、この単行本の発売を機に再始動を予定しているとのこと。