本日8月22日より、
この舞台挨拶は夕方回の上映後に開催。映画を鑑賞したばかりで興奮冷めやらぬままの観客の前に、メンバー5人は普段のライブから趣を変えたスーツ姿で登場し、場内をさらに興奮させた。
MCの荘口彰久から、ドキュメント映画を製作するという話を最初に受けたときの気持ちを尋ねられたTAKUYA∞(Vo)は「不安でしたね、想像もつかなかったし。自分たちが演技できるわけでもないし、人のドキュメント映画もあまり観たことがなかったので。ただ、話が決まってから一番最初に監督にお願いしたのは『自分たちがちょっと嫌だなと思う部分も差し込んで、カッコいいだけのものにはしないでほしい』ということでした」と、この作品に込めた意気込みを明かした。映画の監督を務めた中村哲平は、この作品を制作するにあたっての心境を「僕が最初にUVERworldの楽曲と触れ合ったときの喜びや驚きや感動を、ファンの方やそうでない人が同じように感じられる映画を作りたいと思って作り始めました」と説明。そして「現場に入ったらメンバーのみんなの熱量、音楽を愛していてそれを届けたいという思いがガンガン伝わってきて、それに自分が惹かれるようにして撮っていました」と語った。
ほかのメンバーも作品についての思いやエピソードを明かした。実は今回の作品の完成版をまだ観ていないという信人(B)は「いや、オフライン(完成前の仮編集版)は観てるんですよ」と慌てて弁解し、中村監督を苦笑いさせる。しかし「いちファンとして劇場で観たいなと思って。仕事になってしまうじゃないですか」ときちんと理由を説明し、観客を納得させていた。また、映画の中で得意の料理を作るシーンがあった克哉(G)は、荘口からその腕前を絶賛されて「共同生活してたときは台所と料理とギター担当だったんで(笑)」と語り、さらに「昨日メニューが決まったんですけど、またアレやるんでぜひ来てください」と、ファンに向けて恒例の料理企画の開催を示唆して盛り上げた。
今回の映画ではライブだけでなく、楽曲制作やリハーサルなどあらゆる場面に密着しての撮影が敢行された。彰(G)はこの撮影について「楽曲を作るシーンは、最初みんなカメラが入ってやりづらそうにしてましたね(笑)。でもあまりにも毎日カメラがいるので、最終的には慣れました」と振り返った。また、思い出に残っているシーンを尋ねられた真太郎(Dr)は「札幌で合宿してるシーンですね。2週間くらいこもってて思い出が詰まってるところなんだけど、頻繁に行くところではないのでそこ観て『懐かしいなー』と。でも、あそこを見ると合宿を思い出して疲れますね(笑)」と笑わせた。
なお、この映画のエンディングテーマとして流れる新曲「THE SONG」が、8月29日リリースのニューシングル「THE OVER」のカップリングとして収録されることも発表。TAKUYA∞は「映画を総括するというか、僕らのメッセージが最後に込められてよかったです。映画が8割ぐらいできてからこの曲を完成させました」と語った。
※記事初出時、メンバー個人写真のキャプションのパート名に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
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音楽ナタリー @natalie_mu
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