リップPES、デビュー曲PVでモノクロ＆カオスな“東京”表現

5月30日にリリースされるPES from RIP SLYMEのソロデビューシングル「女神のKISS」。この曲のビデオクリップが完成し、YouTube公式チャンネルにて公開された。

ソロ初作品となる今回のPVは、丸1日がかりで撮影され、スタッフ総勢50名超で挑んだ大作。撮影セットは7mの巨大スクリーンをバックに、10m近い3本のレールを前に敷き、PES本人やほかのキャストを滑車に乗せて20名のスタッフが人力で引くという大がかりなものになった。なお監督は田辺秀伸、セットデザインは重松淳也、制作はROBOTが手がけている。

田辺監督は今作のコンセプトについて「東京生まれ東京育ちのPESがマッチするビジュアルを考え、繁華街やショッピング街、寂れた路地裏などをグラフィック化する企画にしました。背景のアニメーションは東京の閑散とした無機質な空気感を出すためにシンプルなスクロールのみに。そのスクロールのループ感が東京の連鎖して行く娯楽と快楽にマッチすると思いました」と説明している。