4月22日、Ki/oon Musicの設立20周年を記念したイベント「キューン20 イヤーズ&デイズ」の13日目公演として、
会場では「キューン20 イヤーズ&デイズ」恒例のオープニングVTRに続いて幕が開き、
ライブの1曲目は、音楽を愛するPUSHIMのスピリットが反映された「LOVE THIS MUSIC」。PUSHIM冒頭からは力強い歌声を発揮し、コール&レスポンスを繰り返してオーディエンスの調子をチェックする。そしてラバーズレゲエチューン「Heavenly」「Anything For You」や、虹色の照明がステージを彩る「RAINBOW」と続き、観客を驚かせたのは松田聖子「瑠璃色の地球」のカバー。これは本日4月25日にリリースされたPUSHIM初のカバーアルバム「The Great Songs」からのナンバーだ。なお、その直後のMCでは「皆さん元気ですか? ヤマン、松田聖子です!(笑)」と冗談を交えて第一声を放った。
この初のカバーアルバムについてPUSHIMは「めっちゃ勉強になった」とコメント。このあと本作からは、スティールパンの音色で南国の雰囲気を演出した「裸足のフローネ」(オリジナル:潘恵子)、レゲエ調ながらこぶしの効いた歌い回しは健在の「リンゴ追分」(オリジナル:美空ひばり)、原曲を大胆に噛み砕いてPUSHIM風メロディに変えた「笑えれば」(オリジナル:ウルフルズ)を披露した。
また、PUSHIMが東京でワンマンライブを行うのは今年初とのことで、彼女はファンとフレンドリーに接しながら自身の楽曲もたっぷりプレゼント。「いつもライブをすると、こうやってたくさん集まってくれてありがとう。1人ひとりの名前はわからへんけれども、みんなのことを愛してます」とハスキーな関西弁で話し、「FOREVER」「SOULDIER」「Jamaica Jamaica」などの名曲を歌い上げた。
さらに終盤の「誓い feat. MIHIRO~マイロ~」では、ステージにMIHIRO~マイロ~が生登場。曲の後半では、2人の歌心が融合した圧巻のアドリブが繰り広げられた。本編ラストは、ファンに絶大な人気を誇るメッセージソング「I pray」。PUSHIMは汗だくになりながら渾身の歌声を届けて「この音楽とともにみんなの幸せを本当に祈っております。一緒に参りましょう」と語りかけ、「I pray」というフレーズの大合唱を巻き起こした。
アンコールで再登場したPUSHIMは、Ki/oon Musicの設立20周年にちなんだトークを展開。彼女は1999年のメジャーデビューから現在までソニー系レーベルに在籍し続けており、「まあ、わがまま言うてます(笑)。見捨てずにずっと面倒見てくれてありがとうございます。これからもいい仲間といい音楽を奏でていきたいので、よろしくね」と、所属レーベルについて語った。
そしてアンコール2曲目の「a song dedicated」では豪華なゲストが集結。「a song dedicated」は、PUSHIMをはじめとする15組のアーティストが東日本大震災被災者に向けて昨年5月に発表した楽曲で、この日は参加アーティストからMIHIRO~マイロ~、
リンク
- PUSHIM Official Web Site
- キューンミュージック20周年記念イベント『キューン20 イヤーズ&デイズ』
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音楽ナタリー @natalie_mu
PUSHIMカバーアルバム曲を熱唱&盟友と一夜限りのコラボ http://t.co/16GJfoIc