祝60回!FREE THROWでtelephones、アベンズらが熱演

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昨日3月20日、東京・新木場STUDIO COASTにてコンピレーションアルバム「FREE THROW COMPILATION Vol.2」のレコ発イベント「FREE THROW vol.60」が開催された。

the telephones(撮影:山川哲矢)

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avengers in sci-fi(撮影:山川哲矢)

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LITE(撮影:山川哲矢)

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今回のイベントはLEFT STAGEとRIGHT STAGEの2ステージ制で展開し、計14アーティストがライブアクトとして登場。さらにDJブースには、「FREE THROW」のレギュラーDJ陣や、HALFBYDorian、HANDSOMEBOY TECHNIQUE、Keishi Tanakaたちがバラエティに富んだ選曲やパフォーマンスで会場を盛り上げた。

オープニングアクトとして登場したのは新宿のライブハウス界隈で活躍するThe Flickers。BPMの速い4つ打ちのサウンドと、安島裕輔(Vo, G)の変幻自在な歌声でオーディエンスの熱気を高めていく。RIGHT STAGEのトップバッターを務めたregaはギミックに富んだインストゥルメンタルサウンドで観客の目を釘付けにした。またLEFT STAGEのトップバッターのCzecho No Republicは、キュートなメロディが光るポップチューンを連発。6月に発売を控えている新作ミニアルバム「DINOSAUR」からの新曲もひと足先にプレゼントし、集まったファンを喜ばせた。

転換中の「リハやりまーす!」という永原真夏(Vo)の朗らかな挨拶で、観客のハートを早々につかんでしまったSEBASTIAN Xは、「スピカ」「光のたてがみ」といったハイテンションなナンバーで、お祭りムードに拍車をかける。そして、東京カランコロンの茶目っ気たっぷりのステージに続いて始まったsleepy.abのライブで空気は一変。そのサウンドスケープに導かれるように静謐な空間が作り出され、中盤ではリリースされたばかりの新曲「Lost」「アンドロメダ」がオーディエンスを惹き付けていた。

その後も、パーティムード全開のSawagi、サウンドチェックの段階から熱狂を作り出したQUATTRO、ゆるくマイペースな音とMCが魅力のTurntable Filmsと個性豊かなアーティストたちが熱演を繰り広げる。イベント翌日に新作ミニアルバム「past, present, future」をリリースするLITEは、PVも話題の新曲「Bond」をはじめさまざまな楽曲をプレイ。中でもアチコとavengers in sci-fiのメンバーが登場し、生セッションを繰り広げた「Pirates and Parakeets」は大盛り上がりとなった。

イベントも後半戦に入ったところで登場したのはwooderd chiarieとavengers in sci-fi。wooderd chiarieは幻想的な演出によるオープニングから「アイのストーリー」を奏で始め、独特の世界へと観客を誘っていく。終盤ではスピーディーかつ緊張感のある「MOONLIGHT」から、ラストナンバー「火鳥風月葬」へとつなげ、バンドの持つスケール感をフロアに刻み付けた。

またavengers in sci-fiは機材を駆使しながら、ダンサブルな空間を作り上げていく。MCでは木幡太郎(G, Vo, Syn)が「約束とかしないで、ふらっと遊びにいけば、会いたい人がそこにいるっていうイベントなんですよ。音楽を好きな人達がふらっと立ち寄れる、日常的な場なんです。だから、今日は本当にスペシャルな夜だけど、普段の『FREE THROW』も是非遊びにきてください」と「FREE THROW」の魅力について熱く語った。

ホーン隊やコーラスを含む大所帯でのパフォーマンスで観客を驚かせたthe chef cooks meのあとは、いよいよトリであるthe telephonesの出番。石毛輝(Vo, G, Syn, Programming)の「みんなハッピーに踊ろうぜ!!」というシャウトに呼応するように、観客はハイテンションなサウンドにあわせて踊り狂う。終盤では盛大なコール&レスポンスから「Urban Disco」へとなだれ込み、岡本伸明(Syn, Cowbell, Shriek)が上半身裸になって客席に飛び込む一幕も。最後は「FREE THROW」のクルーに捧げられたイベントと同名の名曲が、カラフルな風船が飛び交う中で演奏され、60回目の「FREE THROW」は祝祭ムードに包まれたままクライマックスを迎えた。

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