イルリメこと鴨田潤、書き下ろし長編小説含む初の著書刊行

イルリメこと鴨田潤による、書き下ろし長編小説を含む初の著書「てんてんこまちが瞬かん速」が3月7日に刊行される。

ラッパーやトラックメイカー、プロデューサー、作詞家などとして活躍するのみならず、昨年は本名の鴨田潤名義で弾き語りによるアルバム「一」もリリースし、リリックや歌詞で見られる独特の筆致が各方面から高い評価を得ているイルリメ。書籍の表題にもなっている「てんてんこまちが瞬かん速」はスケボーとバンドを通して女子高生の成長を描いた瑞々しい青春小説で、この本にはさらに過去に発表された短編やコラムもあわせて収録される。

装丁画は、昨年の「第15回文化庁メディア芸術祭」でマンガ部門新人賞を受賞したマンガ家の西村ツチカが担当。さらにロック漫筆家・安田謙一があとがきを寄稿している。

この作品の発売を記念して、大阪・スタンダードブックストア心斎橋では3月17日12:00から発刊記念イベントを開催。鴨田潤と安田謙一によるトークのほか、弾き語りによる鴨田潤のライブも行われ、さらにイベント当日にこの本を購入した人には本人が直筆サインを入れる。

なお、この本と同じく3月7日に、イルリメとTraks Boysによる合体ユニット・(((さらうんど)))の1stアルバム「(((さらうんど)))」が発売されることも決定している。

■鴨田潤「てんてんこまちが瞬かん速」PV