根津甚八のレゲエアルバム、30年の時を経て初CD化

俳優の根津甚八が1982年に発表した通算4枚目のアルバム「火男」が本日2月20日に復刻。和モノDJシーンでの評価が高い作品だが、今回が初CD化となる。

この作品はザ・ハプニングス・フォーのチト河内をサウンドプロデュースに迎えて制作。当時の国内では希少な全編レゲエサウンドのアルバムで、その時代としては珍しく南フランスで録音された。

収録曲はクニ河内作詞の「TAXI-DRIVER」、泉谷しげるが制作したへビーなレゲエ「野良犬 PART II」、大野克夫作曲のアーバンなレゲエ歌謡「南回帰船」、シングルカットされた「上海帰りのリル」など9曲。さらに復刻盤にはボーナストラックとして上田正樹のカバー「しゃんそん」も収められる。

リマスタリングは8ronixが担当。ライナーノーツにはチト河内が貴重な秘話を語るインタビューも掲載されている。

根津甚八「火男」収録曲

01. TAXI-DRIVER
02. MACHINE
03. 野良犬 PART II
04. 南回帰船
05. 火男-HIOTOKO
06. 宵待ち
07. 上海帰りのリル
08. GINKA
09. ACTRESS
10. しゃんそん（ボーナストラック）