ケイタイモ率いる13人組変態プログレ吹奏楽バンドが初のCD

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ケイタイモ(ex. BEAT CRUSADERS、ATOM ON SPHERE)を中心に結成された総勢13名のプログレ吹奏楽バンド、WUJA BIN BINの1stアルバム「WUJA BIN BIN」が4月18日にリリースされることが決定した。

アルバム「WUJA BIN BIN」ジャケット

アルバム「WUJA BIN BIN」ジャケット

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BEAT CRUSADERSでキーボードを担当していたケイタイモが、もともと本職だったベースにパートを変え、本人が抱き続けた妄想を楽曲として具現化するために2010年に結成したWUJA BIN BIN。多方面で活躍中の豪華メンバーが集まり、スタイルにとらわれず好き放題に演奏することで、ジャズ、ファンク、ブラジル音楽、映画音楽などを内包したオリジナルな音楽性を作り出している。

参加メンバーはケイタイモのほか、ゴセッキー(Sax / 在日ファンク、ex. DCPRG)、類家心平(Trumpet / DCPRG)、湯浅佳代子(Trombone / 堂島孝平楽団)、武嶋聡(Clarinet / EGO-WRAPPIN'サポート)、ナリ(Flute, Piccolo, Sax / SCAFULL KING)、中村圭作(Key / kowloon、stim)、野村卓史(Piano / NATSUMENグッドラックヘイワ)、高田陽平(Percussions, Steel Pan / Orquesta Nudge! Nudge!、stim、ホテルニュートーキョー)、山田あずさ(Xylophone, Vibraphone)、池澤龍作(Dr)、バ(Vo / ex. MONG HANG)、アチコ(Vo / Ropes、ex. KAREN)という顔ぶれ。さらにプロデューサー兼レコーディングエンジニアとしてAxSxE(NATSUMEN)が参加している。

今作に収録される10曲はすべてケイタイモの作曲によるもの。フランク・ザッパなどの変態性とデューク・エリントンなどの正統性、ジャコ・パストリアス・ビッグ・バンドのような確かな演奏力が融合した1枚に仕上がっている。

なお3月23日には東京・青山CAYにて、WUJA BIN BINの自主企画イベント「BETRAYAL」が行われることも決定している。

WUJA BIN BIN「WUJA BIN BIN」収録曲

01. MIDDLE AGE RIOT
02. NUCLEAR SCIENCE
03. SAFE DRIVING
04. ORQUESTA YOUNG
05. AUGUST 3
06. NO KING KONG TONIGHT
07. DISTANCE EDUCATION
08. YACHIROCK
09. RAVE ANDERSON
10. IT WAS A SLOW DAY

BETRAYAL

2012年3月23日(金) 東京都 青山CAY
OPEN 18:30 / START 19:00
<出演者>
WUJA BIN BIN / and more...

タブゾンビ(SOIL & "PIMP" SESSIONS)推薦コメント

衝撃! 氾濫するインスト音楽の歴史が変わる。今までかつてないこの感じ。なんとも表現する言葉が見つからない。感動と笑いと、変態が同時に襲ってくるこの感じ。聴けば解るさ13人の空気の振動を……

ケイタイモ君は近所の面倒見の善いお兄さんだ。(時折チャックが開いてたりする事もある)音源が送られて来たときびっくりした! いつも、びっくりドンキーで、パイナップルハンバーグプレートばかり食べてるお兄さん(よく飽きないなー)では無いのだな、とその時気づきました! これはお世辞ではなく、ここ近年で1番かっこいいバンド。厭、かっこいいと謂う表現は正しくないな、変態だ! 変態集団! 最高の変態集団! よっ変態!

この音源を聴いてると不思議な感覚に襲われるよ、感動と愉しさが同時に来るんだよ、だから笑ってるんだけど、涙も同時にでるんだ。その涙は悲しい涙ではなくて、嬉しくてどこか懐かしい感じ。皆もこの音に触れてライブに行くといいよ。ライブも凄い! 鳥肌が何回も立った! ケイタイモ君のへんてこな動き夢に出てくる。

浜野謙太(SAKEROCK / 在日ファンク)推薦コメント

聴いたことが無い音楽とはこのことだと思った。音楽の専門家さんに言わせれば、どこかのジャンルの何かっぽいのかもしれないが、僕には存知の「何か」には聴こえなかった。なぜなら、WUJA BIN BINの曲は多数のメンバーで1曲を構築するのではなく、1曲のなかに無数の「うた」が生息しているからだ。このウジャウジャいるメンバーたちそれぞれから1匹ずつ「うた」を次々にプレゼントされて「ありがとう、大事に育てるね。ありがとう。」と言ってるうちに曲が終わるのだ。たまったもんじゃない。1回じゃ抱えきれない。から、もう1回聴きます。

菅原卓郎(9mm Parabellum Bullet)推薦コメント

WUJA BIN BINというエキゾチックな響き。このビッグバンドの音楽はワタシたちのまだ知らない、とある国から届いたのである。噛みつくみたいにプログレッシブで、不思議にトロピカルで、なんだかノスタルジー。

実はその国、ケイタイモ氏の頭の中にあるのです。凄腕バンドをガイドにつけて行きましょう。うっとりびっくり、音楽の旅だ。

渡邊忍(ASPARAGUS)推薦コメント

いつでも一匹狼でツッパって生きてきたキミからしてみれば、WUJA BIN BINは群れをなしているヤツらに見えるのかもしれない。でも、そんな考えは今すぐ捨てて、このヒリついたサウンドに耳を傾けてくれないか。何故ならヤツらは「ローンウルフ×13」なのだから。

TOKU(ジャズボーカリスト / フリューゲルホーンプレイヤー)推薦コメント

いやあ、おもしろいねー。こういうバンド、ありそうでなかったんじゃない? それを僕の高校の同級生のケイタがやってるっていうのも嬉しいかぎり。あの頃はお互い別々のバンドで将来のことなど考えず音楽やってたと思うけど、時を経てようやくケイタの中にある音絵巻を見れたという感じかな。いろんなものが聞こえて来て思わずニヤっとする瞬間がたくさんあるよ(笑)。このご時世を無視したバンドの人数もサイコー(笑)。これからどんなふうになっていくのかが楽しみなバンドでもあります。改めて、ケイタおめでとう! あ、皆さん、ライヴも楽しいよ!

DAWA(FLAKE RECORDS)推薦コメント

何だろか、このソワソワさせられる音楽は。楽しい音があっちこっちで自由に鳴りまくってます、遊びまくってます。俗に言うジャジーなBIG BANDなスタイルかと思いますが、もっとフリーキィでパンクで秘めてるつもりが秘められてない変態性が炸裂してます!理屈を飛び越えて感覚的に伝わって来る楽しさ。ウジャビンビン!ヤバイですね。繰り返し聞いても戸惑ってます。一度だけ見たライブも凄くて戸惑いました。ステージ上に人も多過ぎました。コレからも戸惑い続けると思うけども、それが正解な音楽な気がします。とりあえず、今後ずっと聞かれると思うけど、オレも聞いておこうっと、ケイタ君、ウジャビンビンてなんのこと?

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音楽ナタリー @natalie_mu

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    [CD] 2012年4月18日発売 / BETRAYAL / HICC-3429

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