芸能界復帰へ意欲、加護亜依インタビュー映像が公開

未成年時の喫煙報道を受けて事務所を解雇されていた加護亜依が、ひさびさにメディアに登場。芸能レポーター・梨元勝氏によるインタビュー映像が公開された。

ショートカットに白いブラウス、青いカーディガン姿でカメラの前に座った加護は「社会人としての自覚がすごく足りなかったと思います。ファンのみなさん、スタッフさん、事務所の方々、そしてお母さんに、たくさん迷惑をかけてしまいました」と謝罪。初回の謹慎中も何度かたばこを吸っていたこと、解雇以降は家にあったハサミを使ってリストカットしたことなどを告白した。傷は深かったが病院には行けず、ガーゼを巻いて家で回復を待ったという。

「どん底だと思っていたときからさらに落ちて、もがけばもがくほど落ちるっていうのを知りました」「もうこの先がない、私を必要としてくれる人やモノがぜんぶなくなってしまったと思ったんです」と当時の心境を語る加護は、「自分の中で抱えきれない問題が多すぎて、ついたばこに走ってしまったんだと思います。私は本当にバカでした。行く場所もない、帰る場所もない、仕事もない、お金もない。そこで支えてくれたのが石本（靖幸）さんだったんです」と、「18歳年上の恋人」として話題を呼んだ石本氏との関係についても言及。草津温泉で一泊し、解雇後の3ヶ月間はともにロサンゼルスに滞在していたという石本氏は、今も相談相手の一人として彼女を見守るという間柄だという。

また、解雇通告の際に、所属事務所であるアップフロントの会長が涙を流していたこと、謹慎中に毎日ファンサイトを読んでいたことなども告白。モーニング娘。時代の仲間から「あいぼん元気なの？」というメールが届くなど、多くの人の優しさや思いやりに触れたことが今回の復帰につながったようだ。

ハロー！プロジェクトについては「落ち着く場所だった」「戻りたいな、と思うけど、解雇になったから無理なので、私は私でがんばります」と笑顔でコメント。「今後はこれまでの経験を生かして、女優という道に進めたらいいなと思っています」と将来の展望について前向きに語っていた。