DANGER CRUEが手がける新ライブシリーズ「J-ROCK EXPLOSION 2012 華麗なる激情 -Splendid Violent Emotion-」が、2月3日に東京・新宿LOFTにて開催された。
この「華麗なる激情」は、激しいサウンドと華麗なステージに定評のある新鋭バンドたちにフォーカスを当てたイベント。記念すべき第1回にはギルガメッシュ、
トップバッターを務めたカメレオは華やかな楽曲とマッチした揃いの衣装に身を包み、弾けるようなステージを展開。ラストでは先輩バンド・シドの初期の名曲「吉開学17歳(無職)」をカバーしてみせた。続くALSDEADは鍛え上げられたバンドサウンドでフロアを揺らし、中盤でムックの「流星」を披露しオーディエンスを驚かせる一幕もあった。
イベントの折り返し地点で登場したのはAdministrator。数々のライブイベントを経て逞しさを増したアンサンブルに乗せて、芥(Vo)はときに伸びやかに、ときに攻撃的なボーカルを聴かせる。そして自分たちの曲の合間に「ノッてない奴はケツを蹴り上げるぜ!」と44MAGNUMの「STREET ROCK'N ROLLER」を熱演した。次に登場したPara:noirは、4月末をもって解散することを改めてファンに報告。茜(Vo)は「お前らにきちんと話さないといけないと思った。でも、湿っぽくなんかいかないし、お前らもそうだろ!」と叫び、シドの「紫陽花」のカバーを含め全4曲を披露してステージを後にした。
トリを務めたのは、出演バンドの中で最もキャリアの長いギルガメッシュ。左迅(Vo)は「いつも後輩みたいだったギルガメッシュも、今日は先輩としてブチかましてやるぜ!」と宣言すると、ミドルテンポの「patchwork」からアグレッシブな「Break Down」まで、新曲を交えつつさまざまなタイプの楽曲を披露し、貫禄すら感じさせるステージで会場を圧倒した。そしてアンコールでは、各バンドから1名ずつが参加した一夜限りのセッションバンド「DCR ALL STARS」が結成。左迅、公佑(G / Administrator)、沁(G / ALSDEAD)、相沢翔(B / Para:noir)、Takeshi(Dr / カメレオ)の5人が、ギルガメッシュの代表曲とも言える「evolution」を熱演してイベントを締めくくった。
また終演後には「華麗なる激情」の第2回が4月13日に東京・新宿LOFTで、第3回が7月28日に東京・LIQUIDROOM ebisuで開催されることが発表された。第2回には現在のところALSDEAD、GALEYD、MoNoLith、Para:noir、DCR ALL STARSの5組がラインナップされている。
DANGER CRUE×LOFT 35th Anniversary PRESENTS「J-ROCK EXPLOSION 2012 華麗なる激情 -Splendid Violent Emotion Vol.2-」
2012年4月13日(金)東京都 新宿LOFT
OPEN 17:00 / START 18:00
<出演者>
ALSDEAD / GALEYD / MoNoLith / Para:noir / DCR ALL STARS / and more
J-ROCK EXPLOSION 2012 華麗なる激情 -Splendid Violent Emotion Vol.3-
2012年7月28日(土)東京都 LIQUIDROOM ebisu
※詳細は後日発表。
リンク
- J-ROCK EXPLOSION 華麗なる激情 -Splendid Violent Emotion-
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音楽ナタリー @natalie_mu
先輩のカバーも!ギルガメ、Administratorらが激情対バン http://t.co/M3nND8Jp