渋公Over The Edgeでムック、MERRYらが名曲セッション
2012年1月3日 17:05
2 音楽ナタリー編集部
12月31日に東京・渋谷公会堂にて恒例のカウントダウンライブ「Over The Edge」が開催。2011年を彩ったヴィジュアル系アーティストたちが一堂に会し、2000人のオーディエンスを魅了した。
前半戦に登場したのは、摩天楼オペラ、DOG inTheパラレルワールドオーケストラ、Moranといった面々。彼らの熱演のあとには、この日最初のセッションバンド「凛stic ムリー」のパフォーマンスが行われた。YUKKE(B / ムック)がバンマスを務めるこのバンドは、ボーカルとギターを有村竜太朗(Plastic Tree)、ギターをaie、ドラムをピエール中野(凛として時雨)が担当する豪華編成。Twitterでのつぶやきを発端に結成されたという彼らだが、息の合ったプレイでNIRVANAの「Smells Like Teen Spirit」とスピッツの「ロビンソン」を演奏した。
その後は「Over The Edge」常連組が入れ替わり立ち替わりステージに。奇抜な衣装で観客の度肝を抜いたMix Speaker’s.Inc.、轟音で場内を揺らしたlynch.、コミカルなメンバー紹介でファンを沸かせたAYABIEと続いた。2組目のセッションでは、YUKI(Vo / Mix Speaker's,Inc.)、準々(G / DOG inTheパラレルワールドオーケストラ)、まゆ(G / Daizy Stripper)、コースケ(B / heidi.)、輝喜(Dr / アンティック-珈琲店-)といった若手たちが、UVERworldの「GOLD」や「SHAMROCK」、L'Arc-en-Ciel「READY STEADY GO」をプレイした。
heidi.のステージのあとは、「Over The Edge」の顔とも言うべきムックの出番。「茫然自失」「フォーリングダウン」「大嫌い」「アルカディア featuring DAISHI DANCE」など幅広いセットリストを、圧巻のパフォーマンスで披露し前半戦を締めくくった。
続く後半戦の口火を切ったのはSadie。そのあともDaizy Stripper、JILSと強力なメンツが顔を揃えた。そして年越しのタイミングが迫った頃、出演者たちが続々とステージに集まり始めると、銀テープが飛び交う中で2012年に突入し、再びライブが再開。2012年一発目にライブを披露したのは、葉月(Vo / lynch.)、Ryo(B / defspiral)、ミヤ(G / ムック)らによるセッションバンド。彼らは本家さながらの華麗なビジュアルをも再現しつつ、LUNA SEAの「PRECIOUS…」などをプレイした。
さらに、和の情緒を感じさせるドレミ團、熱烈なステージを繰り広げたギルガメッシュ、激しいパフォーマンスでオーディエンスを圧倒したMERRYと続いていく。イベントのフィナーレを飾ったのは、逹瑯(Vo / ムック)、ガラ(Vo / MERRY)、seek(B / Mix Speaker's Inc.)らを中心としたセッション。パンキッシュなアレンジを施した「カントリーロード」、逹瑯の歌にガラがコーラスを添えたTHE BLUE HEARTSの「TRAIN-TRAIN」など誰もが知る名曲が披露された。最後に「この仲良くない2人がここで歌いますよ。仲が悪いがゆえに、これから深めてゆこうと思います」という逹瑯の発言から、THE BACK HORN「キズナソング」のカバーへと流れ、あたたかな雰囲気が漂う中で「Over The Edge」は幕を閉じた。
あわあわ @honeyx_xtrap
あっいや化野さんが言ってたのはこっちのOTEだな ドラムがピ様 https://t.co/MbyX6px3x3