澤部渡ユニット、スカートがバンド編成で2ndアルバム完成

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スカートがバンド編成でのニューアルバム「ストーリー」を12月15日にリリース。さらに完売していた1stアルバム「エス・オー・エス」が再プレスされ同日発売されることになった。

アルバム「ストーリー」ジャケット

アルバム「ストーリー」ジャケット

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スカートの中心人物は、サポートメンバーとしてyes, mama ok?でベース、川本真琴のバックでサックス、昆虫キッズでパーカッションやサックスを担当する澤部渡。もともとスカートは彼の個人ユニットとして始まったが、多重録音によるアルバム「エス・オー・エス」発売後に、ライブのためにメンバーを流動的に迎えてバンド編成で活動するようになった。

今回のレコーディングに参加したバンドメンバーは、結成当初からスカートのリスナーだった清水瑶志郎、昆虫キッズのドラマー佐久間裕太、澤部の大学の後輩である佐藤優介。このバンド化によって今回のアルバムは、前作の質感とは打って変わって躍動感あふれる音像に仕上がっている。

収録曲は、前作にも収録されていた「わるふざけ」「ハル」のバンドバージョンや、複雑なコードワークとめくるめく転調、カッティングが特徴的な「返信」、普遍的な孤独を歌う「だれかれ」、澤部が17歳の頃に作曲した「愛情」、大学生の頃に「モテたいから」という理由で学園祭ライブのために作曲されたギターポップ「ガール」の計7曲。ジャケットは雑誌「IKKI」にて田中ロミオ原作のライトノベル「人類は衰退しました」のコミカライズ版を連載する見富拓哉が手がけている。

鴨田潤(イルリメ)コメント

瞬間的に大関(映像作家の大関泰幸)に紹介してもらい音源を貰っただけなのでどんな人だったのか最早想像上の人となってますがスカートの1stと今回の2ndは今もipodで持ち歩き出先で度々聴かせてもろてます。ショートポップスに詰めた風情は錠剤を噛み砕いた時の様に胸の中まで染みました。

小玉ユキ(マンガ家)コメント

楽しく弾むように聴いてたのに気がついたら胸がきゅっとして涙があふれそうになりました。澤部さんの声は、演奏は、音楽は、いつも私の心の奥のほうをつかんできます。

直枝政広(カーネーション)コメント

風の中で書かれたような詩、踊るように弾むメロディ。ポップであることがどんなに過激かを言いたいのだと思う。その意見はワイルドなサウンドの過剰な疾走感に表れている。スカート、恐るべしだ。

スカート「ストーリー」収録曲

01. ストーリー
02. 返信
03. ハル
04. だれかれ
05. 愛情
06. わるふざけ
07. ガール

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