エリック・クラプトン、ジミー・ペイジとともに日本では3大ギタリストと言われるジェフは、2023年1月に78歳で死去。同年5月にはエリックが中心となり、さまざまな時代のミュージシャンとともにイギリスのロイヤル・アルバート・ホールにて追悼のトリビュートコンサートが2日間開催された。
日本のトリビュートライブは、ジェフの自宅でセッションをしたこともあるなど親交のあったCharがホストとなって開催。80~90年代の日本ロックの発展に貢献し、現在はイギリスに拠点を置いて活躍する布袋、そして同じくロサンゼルスなど世界でも活躍しているB'zの松本という3人の日本のギターヒーローたちが集結する。ライブには3人に加え、イギリスでのトリビュートライブに出演したロンダ・スミス(B)、アニカ・ニールズ(Dr)のリズム隊と、ジミー・ホール(Vo)とゲイリー・ハズバンド(Key)という新旧のジェフ・ベックバンドのメンバーも登場。ジェフの楽曲のみで約2時間のライブが繰り広げられる。布袋と松本は自身のリクエスト楽曲での参加となるとのことで、彼らのコラボレーションにも期待が高まるところだ。
ライブは全席指定で座席は3万5000円のVIP席と2万2000円のS席を用意。チケットは12月21日10:00に一般発売される。
Char コメント
80年代中頃にジェフのライヴを観に行ったとき、ギター・ヒーローとして長年君臨してきている人が、表現の幅をまだ広げようとしている姿を目の当たりにして、頭を殴られるぐらいのショックがあった。この40年、俺じゃないと表現できないものを追及する!という思いでやってこられたのは、ジェフのお陰なんだ。
布袋寅泰 コメント
偉大なるジェフ・ベックに捧ぐこのトリビュート・ライブに参加できることをとても嬉しく光栄に思います。最高のミュージシャン達との夢の競演をオーディエンスの皆さんと共に楽しみ、天国のジェフに感謝を届けたい。
松本孝弘(B'z)コメント
JEFFさんが亡くなられて早いものでもう2年近くが経ちました。最近改めて彼の映像を観たり楽曲をよく聴いています。
誰の言葉だったか定かではないのですが、「ロックギタリストには2種類しかいない。JEFF BECKとそれ以外だ。」と言うのを聞いた事があります。
唯一無二とは正に彼の事ですよね。
そんな彼を讃えるイベントに大先輩であるCharさん、旧友布袋君という素晴らしいプレイヤーの方々と共演出来る機会を与えて頂き、心から光栄に思います。
A Tribute to Jeff Beck by Char with HOTEI & Tak Matsumoto featuring The Jeff Beck Band -Rhonda Smith, Anika Nilles, Jimmy Hall & Gary Husband-
2025年2月11日(火・祝)東京都 有明アリーナ
<出演者>
Char / 布袋寅泰 / 松本孝弘(B'z)
The Jeff Beck Band:ロンダ・スミス(B) / アニカ・ニールズ(Dr) / ジミー・ホール(Vo) / ゲイリー・ハズバンド(Key)
ソラ★ @flow26rn_sky
この3人が揃って共演する日が来るとは https://t.co/GSiY6THto5