「2024 MAMA」全受賞者明らかに！今年の“K-POP楽曲大賞”はaespaが獲得、SEVENTEENは大賞2冠

2024年11月23日 21:56 56 4 音楽ナタリー編集部

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11月21日（現地時間）にアメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアター、11月22、23日に大阪・京セラドーム大阪にて開催されていたCJ ENM主催のK-POP授賞式「2024 MAMA AWARDS」が本日23日に閉幕。授賞式にて、全部門の受賞者が発表された。

「ALBUM OF THE YEAR」を受賞したSEVENTEEN。

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昨日22日に行われた「MAMA」初日の授賞式では、「WORLDWIDE FANS' CHOICE」をはじめとした、ファンの声を反映した賞などの受賞者を発表。DAY2であり授賞式最終日である本日は「SONG OF THE YEAR」「ARTIST OF THE YEAR」「ALBUM OF THE YEAR」といった「MAMA AWARDS」の大賞を含む賞の受賞者が明かされた。

“2024年を象徴する楽曲”はaespa「Supernova」

「SONG OF THE YEAR」を獲得したaespa。［拡大］

トロフィーをしみじみ凝視するaespaのカリナ（左）。［拡大］

「SONG OF THE YEAR」は、その年を象徴する楽曲に贈られる賞。BTS「Butter」、IVE「Love Dive」、NewJeans「Ditto」に続く、“2024年を象徴する楽曲”に選ばれたのはaespa「Supernova」だった。ニンニンは「『Supernova』がこんなにも愛されるなんて、とても光栄で本当にありがたい限りです」と述べ、ジゼルはMY（aespaファンの呼称）や楽曲を制作したKENZIEへの感謝、ウィンターは「私たちの会社、SM、大好きです」と会社への愛も表明する。リーダーのカリナは「今年の目標は大賞をいただくことでした。『MAMA』でその夢が叶って幸せです」と率直な思いを語りつつ、コロナ禍以来、3年ぶりに出演した「MAMA」にて大賞を獲得した感慨深さを口にし、「11月15日でデビュー4周年を迎えました。この賞をMYの皆さんに差し上げたいと思います。ONEプロダクションの皆さん、マネージャー、スタイリスト、ヘアメイクの皆さん、本当にありがとうございます。そして私たちの両親にも感謝します。ありがとうございました！」と、清々しい表情で挨拶を終えた。

なおaespaは「Supernova」で「SONG OF THE YEAR」のほか「BEST DANCE PERFORMANCE FEMALE GROUP」「BEST CHOREOGRAPHY」を獲得したほか、「Armageddon」で「BEST MUSIC VIDEO」を受賞。グループとしては、「BEST FEMALE GROUP」「FANS' CHOICE（FEMALE）」に選出されるなど、トータルで6冠を獲得した。

SEVENTEENが大賞2冠「会いたい、と一番伝えたい」

大賞受賞を知らされ、立ち上がり身を寄せ合うSEVENTEEN。［拡大］

「BEST MALE GROUP」を受賞したSEVENTEEN。［拡大］

「ARTIST OF THE YEAR」「ALBUM OF THE YEAR」を受賞したのはSEVENTEEN。昨年の「MAMA」では10thミニアルバム「FML」で「ALBUM OF THE YEAR」を獲得し、初の大賞受賞に涙した彼らだが、今年は2つの大賞を受賞する形となった。それぞれの受賞を知らされたメンバーは、名前が呼ばれるやいなやすぐさま立ち上がり、メンバー同士で身を寄せ合う。円陣を組んで受賞の喜びを互いに分かち合ったのち、晴れやかな面持ちで受賞台に歩みを進めた。

11thミニアルバム「SEVENTEENTH HEAVEN」で2年連続となる「ALBUM OF THE YEAR」を受賞したことについて、SEUNGKWANは「メンバーみんなでがんばったこの1年間が報われた気がして、とても幸せです」とコメントし、MINGYUは「昨日はWOOZIさんの誕生日でした。このアルバムを作るうえで大きな力になってくれたWOOZIさんたちに感謝の気持ちを伝えたいです」と、楽曲の制作チームに感謝の言葉を送った。また「ARTIST OF THE YEAR」の受賞挨拶の際、リーダーのS.COUPSは「JEONGHANとJUNに会いたい、と一番言いたいです。（完全体の）13人でこの賞をいただけたらもっとよかったのにと思いますが、この気持ちを、会ってしっかりと伝えたいと思います」と、涙を拭いながら不在のメンバーに言及した。

涙ながらに語った音楽へのプライド

「ALBUM OF THE YEAR」「ARTIST OF THE YEAR」を受賞したSEVENTEEN。［拡大］

「ALBUM OF THE YEAR」受賞時は照れくさそうに「ありがとうございます」とひと言だけを述べたWOOZIだが、彼は「Artist of the Year」の受賞コメントの際には感情が昂ぶるあまり、思わず男泣きしてしまう。SEUNGKWANが「（受賞）発表前に『緊張する』と独り言を言っていました。みんなが食べている姿を見るだけでお腹いっぱいだよ、といつもお母さんみたいなことを言ってくれる人なんですが、受賞の感想を聞いてみたいと思います」とマイクを渡すと、WOOZIは感極まりながら思いの丈を語り出した。

「なぜ賞をもらうたびにこんなに胸が締めつけられるんだろう。なぜこんな気持ちになるんだろう。『MAMA』で2年連続の大賞をもらいました。今年は2つももらいました。本当に、僕たちにとっては絶対にありえないことです。想像は自由だと言いますが、そんな想像すらできないような状態だったのに」と声を震わせたWOOZI。メンバーが背中をさするなどして彼を労う中、「僕は（誕生日を）祝われるのが苦手です。でも、こんなに素晴らしい賞を誕生日プレゼントのようにもらえて、うれしくないはずがありません。10年以上ずっと音楽を続けてきましたが、たったの一度も音楽の研究を疎かにしたことはない。そう自信を持って言えます」と断言した。

最後にWOOZIは「ありきたりな言葉ですが、僕たちはいい作品で恩返しすることしかできないと思っています。絶対に変わることなく、13人で力を合わせて進んでいきます」と約束。SEVENTEENが音楽へのプライド、ファンへの愛情を語った力強い宣誓とともに「2024 MAMA AWARDS」は幕を閉じた。