BiS汗だく!名古屋ラストライブで熱気が浮き雲になる

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来年1月をもって解散するBiSが、昨日11月3日に愛知・栄R.A.Dでワンマンライブ「ALL FOR BiS, ALL FOR YOU LiVE」を開催した。

BiSの足跡。

BiSの足跡。

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BiSラストツアー3公演目は名古屋

現在のBiSは2019年6月に始動した音楽事務所WACK所属のアイドルグループで、第3期にあたる。“新生アイドル研究会”としてのアイデンティティを保つべく、今年4月からメンバーがマネジメントを兼ねる“自給自足アイドル”として活動している。しかしこれ以上の活動継続が難しいとの判断から、8月に解散を発表。来年1月12日の東京・日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)でのワンマンライブ「Finale of third BiS」をもって解散する。「ALL FOR BiS, ALL FOR YOU LiVE」は全国5都市を舞台にしたワンマンライブで、実質的なラストツアーにあたる。3公演目となる愛知公演の会場である栄R.A.Dは、2009年のオープンから15周年を迎えたライブハウス。メンバーは昼から特典会、グッズ販売などをこなしたあと、リハーサルを経て、BiSにとって最後となる名古屋公演の開演時間を迎えた。

熱気まみれ、汗まみれライブ

影ナレ担当のイコ・ムゲンノカナタとそれを見守るクレナイ・ワールズエンド。

影ナレ担当のイコ・ムゲンノカナタとそれを見守るクレナイ・ワールズエンド。[拡大]

気合い入れを行うBiS。

気合い入れを行うBiS。[拡大]

BiS

BiS[拡大]

会場を埋め尽くす研究員(BiSファンの呼称)が開演を待つ中、この日の影ナレはイコ・ムゲンノカナタが担当。彼女は注意事項を伝えるとともに、ライブを全力で楽しむようファンに呼びかけた。その後、BiSが舞台袖で「にゃんにゃーん!」と気合い入れを行うと、フロアの研究員の歓声がどっと湧き、ライブがいよいよスタートする。BiSは「テレフォン」を1曲目に投下し、ステージを駆け回ったり、シャウトしたりと大暴れ。続いて「STUPiD」「teacher teacher teacher」とアップテンポなナンバーを畳みかけ、すでにメンバーも研究員も汗だくだ。熱気のあまり、研究員の頭上には雲のようなモヤができていた。

「浮き雲」で叫ぶトギー。

「浮き雲」で叫ぶトギー。[拡大]

イコ・ムゲンノカナタ

イコ・ムゲンノカナタ[拡大]

そんな中、青春パンクチューン「GOiNG ON」でさらに場内の熱気が上昇。畳みかけるようにBiSはeastern youth「浮き雲」のカバーを披露し、トギー渾身のシャウトがこだました。MCでヒューガーは「名古屋の人、アツすぎ! でもまだ楽しみたいって顔してますよね! ここにいる5人と研究員で最高の1日作っていけますか!」と煽り、激情系ロックチューン「SURRENDER」へ。汗だくのメンバーは、同じく汗まみれの研究員に向けて渾身のパフォーマンスを届けていった。そして本編ラストにAge Factory提供のエモーショナルなナンバー「Sakura」を披露。この曲ではイコがサビの歌唱を担当しており、桜が舞う情景の浮かぶようなはかなくもまっすぐな歌声で、オーディエンスの感動を誘った。

アンコール「これからも素敵な“お互い様な関係で”」

イコ・ムゲンノカナタ

イコ・ムゲンノカナタ[拡大]

クレナイ・ワールズエンド

クレナイ・ワールズエンド[拡大]

ステージの床は汗で滑るほどに濡れている。そんな中、汗だくの研究員によるアンコールの声に応えて、メンバーがステージに上がった。ここでBiSは「やらなきゃ!」「いかなきゃ!」という前向きな思いを叫ぶ「NO CHOiCE」を明るく歌い届けた。そしてメンバーを代表してイコが挨拶することに。イコは名古屋のファンに向けて感謝の言葉を述べつつ、「みんなに会うたび、ライブをするたび、研究員のことがもっともっと大好きになっちゃうなって。研究員への愛がどんどん増えて、きっと1月12日の解散ライブは愛でいっぱいのライブになるんだろうなって思っています。そういう解散の日が迫ってきているのは、正直すごく寂しいです」と解散ライブに向けた思いを吐露。そして「でも私たちがBiSでいられる時間と、研究員と過ごせている時間を噛み締めて、今までたくさん愛をくれた研究員に恩返しがしたいなと思っています」と続けた。

ナノ3

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ヒューガー

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BiSとスモークがかったフロア。

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そして、イコは言葉に詰まる場面がありつつも、「みんながBiSのおかげで元気がもらえると言ってくれています。でも私は研究員にその100倍は元気をもらっているし、ハッピーをもらっています。これからもそんな素敵な“お互い様な関係”で、今までこう一緒にそんな関係でいられることにすごく感謝しています。これからも明るく元気に笑顔キラキラインフィニティで生きていこうって、お互い約束しましょう。いつもそばにいてくれて、ありがとうございます」と思いの丈を研究員に伝え、喝采を浴びた。そんな言葉のあと、BiSは愛を込めて疾走感のあるナンバー「LOVE」などを届け、熱い余韻を残したまま笑顔でライブを終えた。

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栄R.A.D公演ライブ写真 / セットリスト

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BiS−新生アイドル研究会-オフィシャル @BiSidol

\ 🎞️LiVE Photos🎖️ /

2024.11.03
“ALL FOR BiS,ALL FOR YOU LiVE”
📍名古屋 栄R.A.D.

音楽ナタリーにてライブレポート掲載中‼︎
photo by @kz0uk

記事はこちらから▼
https://t.co/DxjZWcOZAI

NEXTワンマン:12/26(木)
@ 大阪 心斎橋Pangaea

チェックよろ。
#BiSFORYOU https://t.co/H0sVIIxsVS https://t.co/Akpm5Tf14o

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