アルテミスの翼4周年ライブは大盛況、新曲「Evergreen」を晴れやかに響かせる

アルテミスの翼のワンマンライブ「Wings of Artemis 4th Anniversary ONEAN LIVE」が10月5日に東京・KANDA SQUARE HALLで開催された。

カナコ・ケンタウロスがデザインした麗しい新衣装に身を包んで登場した7人は、恋愛ソング「ライラック宣言」で華やかにライブの幕を開ける。さらに彼女たちは11月12日にリリースするニューシングルの表題曲「ちゅき...ちゅ！」などキュートなナンバーを連発したかと思えば、次のブロックでは「ジャンヌ・ダルク」「DANGER SIGN」といったクールな楽曲を披露。多彩なパフォーマンスで会場に集まった大勢のファンのテンションを高めた。

その後も2023年12月加入のユニコーン・リョーカ、トライアングル・オト、ドルフィン・カレン、2022年3月加入のペルセウス・ツカサとカシオペア・キアラ、2020年のグループ結成時からの初期メンバーであるアテナ・シオリとカナコの3組に分かれて楽曲を披露する“同期メドレー”が展開されるなど、趣向を凝らしたステージが続く。さらに7人はニューシングルの収録曲「Evergreen」を初披露し、メンバーやファンの絆を想起させる歌詞を晴れやかに響かせた。ライブ後半のブロックは1stシングル曲「最終ゼンヤ」でスタートし、「A Beautiful World 」の曲中にアカペラでのパフォーマンスが差し込まれるなどエモーショナルな展開に。終盤にはアッパーチューン「Lock On !!!」などが畳みかけられ、場内が大きな熱気で満ちた。

アンコールの1曲目に披露されたライブの人気曲「星屑アクション」では、グループの結成4周年を祝福するかのようにきらびやかな金色のテープが客席に放たれる。その後のMCではメンバーが1人ひとり挨拶を述べ、12月28日の公演をもって卒業することが決まっているリーダーのカナコは「私は誰よりもアルツバが好きだし、みんなのことも大好きだし、それはこれからもずっと変わらないです。この先もアルツバのことをずっと見守っていてほしいなと思います」とグループへの愛を言葉にした。その後、11月に関西や九州を回るツアーを行うことを予告したメンバーはこの日2度目の「Evergreen」を披露。過去のライブやレッスン風景をつなげた映像をバックに笑顔を弾けさせ、結成4周年ライブを大団円へと導いた。