「Sphery Rendezvous」は9月4日にリリースされた約5年ぶりのフルアルバム「Iris」を携えたライブツアー。ベルーナドームを皮切りに全国のドーム、ホール、ライブハウス10会場にて19公演の開催が予定されている。初日のベルーナドームには約3万3000人のファンが集結し、4人の新たな旅立ちを見届けた。
“Iris”(虹彩)を模したかのような円形のメインステージに藤原基央(Vo, G)、増川弘明(G)、直井由文(B)、升秀夫(Dr)が現れると、待ち焦がれていたオーディエンスからすさまじい歓声が沸き起こった。4人は「なないろ」「strawberry」といった「Iris」収録曲のほか、代表曲の「天体観測」などを披露。前回のツアー「ホームシック衛星2024」に続いて山田健人が手がけた、楽曲の世界観を増幅させる壮大な演出の数々でもファンを楽しませた。
直井は「5年ぶりのドーム公演です。この夏の……いや、もう夏じゃないんだけどこの暑さは夏じゃん!ってことで、最高の思い出にしようね」と35℃を超える猛暑日に集まった観客に語りかけ、増川も「今夜を楽しみにしていました。最後までよろしくお願いします」と初日を迎えた心境を語る。藤原は新作「Iris」を完成させての思いを「僕たちの音楽の全部が、君に会えなかったときから会えているときまで全部が詰まっています。君がいたからこそ生まれたアルバムです」と明かし、「買ってくれてありがとう。いっぱい聴いてね」と呼びかけた。
すべての演奏を終えたあと、藤原はメンバーを代表してアルバムのリリースツアーに旅立つ心境を語る。「収録されている曲の全部が、君がいない世界には生まれてくることができなかった。君がいる世界がここに存在してよかった。おかげで『Iris』が生まれたよ」と話した藤原は「このアルバムを引っ提げてツアーに行ってきます。何の芸もない使い古された言葉だけど、やっぱりツアーが始まるときに一番最初に来てくれた君に言いたい言葉があるんだ。お見送りありがとう、行ってきます」と初日を見届けたオーディエンスに挨拶。「また会えるのを楽しみにしてるぞ!」と再会を約束し、力強い表情でステージを降りていった。
ツアーの愛知・バンテリンドーム ナゴヤ公演、大阪・京セラドーム大阪公演、福岡・みずほPayPayドーム福岡公演のチケットは明日9月9日までイープラスにて追加席の抽選販売を実施中。また12月に東京・東京ドームで行われるファイナル公演のチケット申込は、アルバム「Iris」の購入者を対象とした一次抽選受付を同じく明日9日まで受け付けている。
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【Sphery Rendezvous】
「BUMP OF CHICKEN TOUR 2024 Sphery Rendezvous」埼玉公演2daysありがとうございました!
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