僕が見たかった青空、デビュー1周年ライブで力強い宣言「努力を報われない努力にしません」

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僕が見たかった青空が本日8月30日に東京・豊洲PITでメジャーデビュー1周年を記念したワンマンライブ「アオゾラサマーフェスティバル2024」を開催した。

僕が見たかった青空「アオゾラサマーフェスティバル2024」の様子。(提供:エイベックス)

僕が見たかった青空「アオゾラサマーフェスティバル2024」の様子。(提供:エイベックス)

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メンバー5人が囲み取材で心境語る

秋元康プロデュースのもと乃木坂46公式ライバルグループとして結成された僕青は、2023年8月30日にシングル「青空について考える」でデビュー。「アオゾラサマーフェスティバル2024」はそれから1周年を迎えたことを記念して企画された公演で、開演前にはメンバーのうち金澤亜美、柳堀花怜、八木仁愛、早崎すずき、塩釜菜那がマスコミの囲み取材に応じ、現在の心境を語った。

僕が見たかった青空(提供:エイベックス)

僕が見たかった青空(提供:エイベックス)[拡大]

デビュー以来シングル3作連続でセンターを務めている八木は「この1年は悔し涙を流すことが多かったんですけど、2年目はもっとうれし涙を流せたらいいなと思います」とこの1年を振り返る。リーダーの塩釜は「この1年で壁を乗り越えてきたからチームワークがすごく高まったし、メンバーのことがより大好きになりました。うれしいこともたくさんありました。豊洲PITでは前にリリースイベントをやらせていただいたんですけど、そのときはまだファンの方が少なくて。今はイベントにたくさんの方が来てくれるようになりましたし、メンバーそれぞれがグループのために何かができていると、実感することが増えてきたと思います」と手応えを口にし、柳堀も「僕青は『日本一のチームワークだと言っていただけるようなグループになりたい』って、いろんな取材で目標を聞かれるたびに言っていたんです。でも、それを最近言わなくなったなと感じていて。意識することなくチームワークを築いていけたからこそだと思いますし、すごく成長した部分だと感じています」と笑顔を浮かべた。

また塩釜は「23人でこのデビュー日を迎えられたことは当たり前のことじゃないと思っています。自分はこのグループで何ができるのかっていうのを考えて。悩みながらもこの1年がんばってきたメンバーがいて、そしてファンの方やいろんな方の支えがあって1年間やってこれたので、 その事実に感謝しながらこれからもみんなでがんばっていきたいです」と意気込みを語る。金澤は「今までは初々しさとかフレッシュさを武器にして活動してきたんですけど、2年目になったらなかなか通用してこなくなってくると思うので、フレッシュさ、僕青らしさは残しつつ、みんなで協力して夢に少しずつ近付いていきたいです。あと、この1年は目の前のことに必死なところが多かったので、2年目はもっとアイドルを楽しめたらいいなと思います」とコメント。早崎は「明日から2年目で、いろんなイベントや4thシングルの発売も待っているので、それに向かってみんなで待ち構えるだけじゃなく、飛び込んでいけるグループになれたらいいなと思います」と頼もしい表情を見せた。

初披露曲やダンスブロックなど見どころ多数のライブ本編

僕が見たかった青空「アオゾラサマーフェスティバル2024」の様子。(提供:エイベックス)

僕が見たかった青空「アオゾラサマーフェスティバル2024」の様子。(提供:エイベックス)[拡大]

ライブは8月7日にリリースされた3rdシングルの表題曲「スペアのない恋」で幕を開けた。会場に集まった大勢のファンは青色のペンライトを振りながら息の合ったコールをステージに送り、会場は大盛り上がり。公演中盤のMCでは、10月13日に東京・昭和女子大学人見記念講堂で学園祭をテーマにしたワンマンライブ「僕青祭2024」が行われることが発表された。

僕が見たかった青空「アオゾラサマーフェスティバル2024」の様子。(提供:エイベックス)

僕が見たかった青空「アオゾラサマーフェスティバル2024」の様子。(提供:エイベックス)[拡大]

続いて僕青は3rdシングル「スペアのない恋」のカップリング曲より、早崎がセンターを務めるしっとりとした恋愛ソング「僕にとっては」を初披露。カフェでアルバイトしている様子を描いた振付で観客を視線を引き付けた。さらにメンバーは10月25日公開の劇場アニメーション「がんばっていきまっしょい」の主題歌「空色の水しぶき」も初パフォーマンス。青春をイメージさせる応援歌で場内にさわやかな空気を充満させた。

八木仁愛(提供:エイベックス)

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このほか、今回のライブは初のダンスブロックも見どころに。ダンススキルに定評がある八木を中心に迫力満点の切れ味鋭いダンスが繰り広げられ、クールな空気感を漂わせたままダンサブルなナンバー「暗闇の哲学者」へとなだれ込んだ。ライブ本編の最後には「スペアのない恋」のカップリング曲「あの日 僕たちは泣いていた」がセットリストに。この曲も本公演が初披露で、会場のファンはストーリー性のある振付や歌詞に心を奪われていた。

アンコールではリーダー塩釜がスタッフを含むグループを取り巻く環境に言及し、「私たち僕青は、皆さんの努力を報われない努力にしません」「私たちが努力をしているのを見て鼻で笑う人がいても、それに絶対に負けません!」と力強く宣言。その背中を押すように客席から盛大な拍手が沸き起こった。その後、僕青はデビュー曲「青空について考える」を早崎のピアノ伴奏に合わせた合唱バージョンで披露。伸びやかな歌声、美しいハーモニーとともに感動的なムードが場内に広がり、曲が終盤に差し掛かる頃にはメンバーの頬に涙が伝っていた。

続くMCでは11月13日に4枚目のシングル(タイトル未定)がリリースされることがアナウンスされ、2年目の僕青に対する期待感が歓声になって響き渡る。シングルには映画「がんばっていきまっしょい」の主題歌「空色の水しぶき」も収録される予定だ。そしてラスト、メンバーは浮き輪などの夏らしい小道具を携えながら「好きになりなさい」を元気いっぱいに歌い、デビュー1周年ライブをにぎやかに締めくくった。

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セットリスト

僕が見たかった青空「アオゾラサマーフェスティバル2024」2024年8月30日 豊洲PIT

01. スペアのない恋
02. 涙を流そう
03. 青空について考える
04. 思い出尻切れとんぼ
05. 制服のパラシュート
06. 好きになりなさい
07. 昇降口で会えたら
08. 友よ ここでサヨナラだ
09. 僕にとっては
10. 空色の水しぶき
11. 暗闇の哲学者
12. 真っ白に塗り直せ
13. あの日 僕たちは泣いていた
<アンコール>
14. 青空について考える(合唱ver.)
15. 好きになりなさい

ライブ情報

僕青祭2024

2024年10月13日(日)東京都 昭和女子大学人見記念講堂

※早崎すずきの「崎」は立つ崎が正式表記。

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ヒロシ@チーム8界隈 【公式】 @Hiro955879681

【ライブレポート / 囲み取材レポート】僕が見たかった青空、デビュー1周年ライブで力強い宣言「努力を報われない努力にしません」(写真12枚) https://t.co/4MZSdIncqN

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