話題の水着衣装で登場
オリジナルメンバーである関根梓が昨年末に卒業し、今年から古谷柚里花、鈴木芽生菜、小山星流、青柳佑芽、住田悠華の5人体制で活動しているアプガ（仮）。現メンバーは新たなアプガ（仮）を作り上げるために日々ライブを重ねている。5人はこの夏、水着衣装で数々のフェスに出演。特に「TOKYO IDOL FESTIVAL2024」では、水着衣装の鈴木の写真がSNSでバズり注目を集め、古谷がカラオケ大会で優勝、小山もサイクルバトルで優勝するなど活躍ぶりを見せた。この日のワンマンにもメンバーは話題の水着衣装で登場。怒涛のノンストップ楽曲披露や新曲「Again！」の初披露などエネルギッシュなステージを繰り広げた。
大勢の観客が集まる会場にオープニングSEが流れると、歓声が巻き起こる。ライブは「End Of The Season」でスタート。5人は夏の高揚感と季節の終わりの切なさを情感豊かに歌い上げる。続けて「ジャンパー！」が届けられると、痛快なアップチューンにフロアではジャンプ合戦が繰り広げられる。続けてアプガ（仮）は、ラブリーなポップナンバー「バレバレI LOVE YOU」を自己紹介を織り交ぜながら披露。序盤から会場をヒートアップさせた。
ノンストップ楽曲披露ゾーンに突入
MCを経て、アプガ（仮）の代名詞であるノンストップ楽曲披露ゾーンに突入。5人は、「アップアップタイフーン」でタオルを回して観客と盛り上がり、「メチャキュン▽サマー ( ´ ▽ ` )ノ」ではキュートでさわやかなサウンドを届ける。そして「パリガッ」「ソラハレルヤッ!!」「晴レ☆HALation」で夏のムードを明るく楽しく伝えると、ペンライトを片手に「Rainbow」で鮮やかな空間を作り上げた。勢いに乗ったアプガ（仮）は、バウンシーな「プールサイドモンスター～常夏編～」でパワフルな夏を表現する。最新の夏ソング「ときめき！テキパキ！！ハレルヤサンシャイン！！！」では、サンバのリズムに乗って、はしゃぐようにパフォーマンス。ビーチボールや浮き輪を客席に投げ入れるなど、観客を巻き込みライブを盛り上げた。さらに「サマービーム！」では、メンバーがフロアの外周に移動して、観客と一緒に「ラララ」の大合唱を繰り広げた。
メンバーと観客が完全に汗だくになったところで再びMCタイムに突入。古谷が「アプガ（仮）に入って4年目、この5人になって8カ月経ちました。新体制になって、今年の夏、いろんなことに挑戦してきました。一番変わったのはライブスタイルです。最初は私たちも不安な気持ちもありましたが、今年の夏にいろんなイベントに出させていただく中で、本当にアプガ（仮）のライブを楽しんでくれている、たくさんの顔を見ることができたんです。今までの活動の中で、一番成長を感じられた夏だなと思いました」と成長の実感を口にする。続けて彼女は、「どんどんアプガ（仮）を見つけて好きになってくれている人が増えてる中で、私たち、目標をここで宣言したいです。来年、絶対にZeppで単独ライブやります！」と新たな目標を力強く語り、観客も大きな拍手で5人にエールを送った。
新曲「Again！」初披露
ここでアプガ（仮）は新曲「Again！」を初披露する。「Again！」は、これまでのアプガ（仮）にはなかった、感情むき出しのラップナンバーだ。5人は、これまでの歩みや決して順風満帆ではないグループのリアルな現状を赤裸々にラップする。挫折と葛藤を受け止め前に進むことを決意したメンバーのストレートな心情に観客も共鳴。会場は大きな拍手に包まれた。
だが、感傷的な気分に浸るのは一瞬だけと言わんばかりに、彼女たちは現メンバーのデビュー曲「一歩目のYES！」を明るく笑顔たっぷりに歌唱する。5人は、「今日も私が冴えわたる」「キラキラミライ」で未来への希望を歌ったのち、キュートでポップなナンバー「One ワン わん Love」を披露。曲中にメンバーは客席の中央に脚立を置くと、フロアのど真ん中でパフォーマンス。その周りを観客たちがグルグル回るという、ポップでクレイジーな光景が広がった。
ライブは終盤に突入。アプガ（仮）は情熱的なスカチューン「アッパーレー」で観客のテンションを再び高める。「上々ド根性」では鈴木のこぶしの効いた歌が会場に轟き、「アゲノミクス」でフロアの熱気はさらに上昇していく。三味線の音色から始まるアゲ曲「阿波乱舞」では、メンバーが組体操「サボテン」を披露。サボテンの上に位置する小山に向かって、多くの観客がうちわで風を送るという場面が展開された。続けて届けられたのは、現在のアプガ（仮）を象徴する楽曲「あいどる道中Be Dash!!」。5人は、和のイメージが詰まった歌詞をアップテンポなビートに乗せて歌唱した。本編最後にメンバーは、連続組体操のスペシャルバージョンを披露。5人が見事な「カシオペア」を完成させると、会場は大歓声と拍手に包まれた。
渋谷ストリームホール単独ライブ決定
熱気冷めやらぬ会場にアンコールの声が鳴り響き、アプガ（仮）が再びステージに登場する。アンコールで歌われたのは「FOREVER YOUNG」。5人が熱い思いを渾身の歌とダンスに乗せて届けると、観客は歓声を上げながら肩を組んで呼応する。最後のMCで、鈴木は「実は私、ステージに入ってきた直後に大号泣してました。こんなにたくさんの皆さんに、私たちが準備してきた夏の単独公演を見ていただけて、こんなにたくさん声を聞けて、本当にうれしいなと思ったんです。この景色をもっともっと広げていって、みんなも幸せにしたいし、自分たちも幸せになりたいなと思いました。みんな大好きです！」と、ライブを終えての感想を語った。
ここでライブが終了するかと思いきや、所属事務所YU-Mエンターテインメントの山田昌治社長がマイクを握りステージに登場。驚くメンバーに山田社長は、「次回のワンマンライブ、12月30日、渋谷ストリームホールで開催決定しました！」とサプライズで発表。喜ぶメンバーに向かって、山田社長は「今日の3倍くらいのキャパです。でも君たち、来年Zeppに立つんだよね。じゃあできるよね」と投げかけると、メンバー5人は一瞬戸惑いながらも「できます！」と力強く答えた。
住田が「12月30日に渋谷ストリームホールでの単独ライブが決まりました。今日の3倍の会場で、今は大丈夫かな？って不安がありますけど、でも4カ月後には、この3倍以上のアプガファミリーが遊びに来てくれることを願ってます！ そのために、これからもっともっと5人でがんばっていきます！ 私たちに付いて来てください！ これからもよろしくお願いします！」と声を上げ、ポジティブなムードが漂う中ライブは締めくくられた。
セットリスト
「アップアップガールズ（仮）ちょっ×4超アッパーレー」 2024年8月24日 YOKOHAMA COAST garage+
01. End Of The Season
02. ジャンパー！
03. バレバレI LOVE YOU
04. アップアップタイフーン
05. メチャキュン▽サマー ( ´ ▽ ` )ノ
06. パリガッ
07. ソラハレルヤッ!!
08. 晴レ☆HALation
09. Rainbow
10. プールサイドモンスター～常夏編～
11. ときめき！テキパキ！！ハレルヤサンシャイン！！！
12. サマービーム！
13. Again！
14. 一歩目のYES！
15. 今日も私が冴えわたる
16. キラキラミライ
17. One ワン わん Love
18. アッパーレー
19. 上々ド根性
20. アゲノミクス
21. ヒートビートアイランド
22. 阿波乱舞
23. あいどる道中Be Dash!!
＜アンコール＞
24. FOREVER YOUNG
公演情報
アップアップガールズ（仮） ワンマンライブ
2024年12月30日（月）東京都 渋谷ストリームホール
※「メチャキュン▽サマー ( ´ ▽ ` )ノ」の▽はハートマークが正式表記。
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Ishit Omprakash @Omprakashindia5
@natalie_mu 【ライブレポート】新生アプガ（仮）が夏の横浜で水着衣装や客席乱入、組体操で観客と大騒ぎ。詳細はこちら。