ヨルシカ、アニメ「チ。」エンディングテーマを担当 原作ファンのn-buna「チ。の解釈は“知”」

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NHK総合で10月に放送スタートするアニメ「チ。 ―地球の運動について―」のエンディングテーマ曲をヨルシカが担当する。

アニメ「チ。 ―地球の運動について―」ビジュアル (c)魚豊/小学館/チ。 ―地球の運動について―製作委員会

アニメ「チ。 ―地球の運動について―」ビジュアル (c)魚豊/小学館/チ。 ―地球の運動について―製作委員会

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「チ。 ―地球の運動について―」は「ビッグコミックスピリッツ」にて連載された、魚豊の同名マンガを原作としたアニメ。15世紀のヨーロッパ某国を舞台に、神童ラファウが自らの信念と命をかけて“地動説”を証明する姿を描く。声優キャストとしてラファウを坂本真綾、審査官ノヴァクを津田健次郎、謎の学者フベルトを速水奨が演じる。

エンディングテーマのタイトルは「アポリア」。この楽曲についてn-buna(ヨルシカ)は「アポリアは哲学の言葉で、答えのない問いや、困惑を意味します。知りようのないものを知りたいという心を、アポリアになぞらえながら書きました」「僕の中でのチ。の解釈は『知』です」とコメントしている。

n-buna(ヨルシカ)コメント

ヨルシカ ロゴ

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原作・台本を読んだ感想

大変好きな漫画です。魚豊さんの漫画にはひゃくえむ。から続く人間的な熱がいつも潜んでいて、それがテーマと結び付いたときに爆発的な面白さが出てきます。チ。は「知る」ことへの熱を具現化したような作品なので、それとヨルシカで今作りたいものの共通項を、台本を読みながら考えました。

エンディングテーマに込めた思い

アポリアは哲学の言葉で、答えのない問いや、困惑を意味します。知りようのないものを知りたいという心を、アポリアになぞらえながら書きました。
歌詞に出てくる気球は、際限のない知の欲求の喩えです。気球は地表を離れて、段々と高く登っていく。気球の中から下を覗くと、地表にいた時とは違う景色、海が見えて、そこには魚の群れが白く光っている。そういう曲です。
僕の中でのチ。の解釈は「知」です。

ファンに向けたメッセージ

素晴らしい原作の、その映像化に携われたことを光栄に思っています。よろしくお願いします。

NHK総合「チ。 ―地球の運動について―」

2024年10月 毎週土曜23:45~

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読者の反応

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赤神リト@麻雀Vプロ🀄️/ VPL3期 @Lito__jp

@natalie_mu アニメ楽しみです!!

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