えびちゅう「ファミえん」2日目はマリンルックで、灼熱の中で届けた素敵な思い出の数々

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私立恵比寿中学の夏の恒例野外ライブ「えびちゅう 夏のファミリー遠足 略してファミえん in 山中湖2024」が、8月17日と18日に山梨・山中湖交流プラザきらら シアターひびきで開催された。この記事では公演2日目の模様をレポートする。

「えびちゅう 夏のファミリー遠足 略してファミえん in 山中湖2024」2日目の様子。

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ライブレポート

マリンルック風の衣装にファミリー驚き

私立恵比寿中学

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「ファミえん2024」2日目は真昼の12:30開演。猛暑が山中湖畔を襲う中、初日と同じく「ebiture」でステージ袖のメンバー9人がLEDビジョンに映し出されるが、前日とはまったく異なるマリンルック風の衣装にえびちゅうファミリー(私立恵比寿中学ファンの呼称)からは驚きの声が上がった。通路を走り、センターステージに上がったえびちゅうは暑さを吹き飛ばす勢いで「ラブリースマイリーベイビー」「青春ゾンビィィズ」を熱唱。自己紹介では初日同様、体調不良で欠席となった桜木心菜の“代役”を謎のセクシー演技で務めた安本彩花に、真山りかが「昨日の人!?」と大笑い。風味和香は衣装のベレー帽について「めっちゃ撥水加工してるんですって!」と「ファミえん」衣装ならではの裏話を明かした。

私立恵比寿中学

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勢いよく水しぶきを上げるウォーターキャノン。

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ファミリーと笑顔を交わしながらメインステージへ駆け抜けた「YELL」のあと、「ほぼブラジル」では中山莉子が曲終わりの「あっつい……」というセリフにも思わず実感がこもる。そして初日では披露されなかった「ちちんぷい」のイントロが始まるとオーディエンスは大喜び。風見の「前良し! 後ろ良し! 発車します!」という言葉と同時にウォーターキャノンが高々と打ち上がり、「ファミえん」ならではの演出で客席を大いに盛り上げた。

安本彩花の前髪は富士山のほうに飛んでいきました

新衣装をアピールする桜井えま(左)と小久保柚乃(右)。

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「ファミえん」では毎回ずぶ濡れになった安本の髪の毛がネタにされるが、この日は序盤ですでに「前髪が消えてる!」とメンバー全員大騒ぎ。安本は「(前髪は)富士山のほうに飛んでいきました!」と笑顔で返す。一方、星名美怜は今回のマリンルック衣装を、2015年の「ファミえん」でお披露目されたスイカの衣装と同じスタイリストが手がけたことを紹介。その傍らで小久保柚乃と桜井えまはカラーリングが反転されたそれぞれの衣装を見やりつつ隣に並び「色違いっていう……」と笑顔を交わした。

「えびちゅう 夏のファミリー遠足 略してファミえん in 山中湖2024」2日目の様子。

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剥がれてしまった星名美怜の靴底。

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その桜井による迫力たっぷりのロングトーンで幕を開けた「Family Complex」、そして「TWINKLE WINK」「きゅるん」が披露された頃は強い日差しが湖畔に照りつけ、メンバーは「暑い!」「早く水浴びたい!」とゴネ始める。そんな彼女たちの願いが届いたのか「全力☆ランナー」では雲が日差しを和らげ、涼しい風が穏やかに流れていく。さらにえびちゅうは「誘惑したいや」を披露。片思いを描いた楽曲を連投してセンチメンタルな空気を届けるが、その後のMCで星名は「全力☆ランナー」で靴底がはがれるハプニングに見舞われたことを告白。「なんでこんなに足を使う曲のときに!」と嘆き、メンバーやファミリーを爆笑させた。

借り物競争、2日目はお題の難易度大幅アップ

メンバーの周りを飛び回る桜木心菜(トンボ)を捉えようと試みる小久保柚乃。

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高難度アイテム、サンオイルをゲットした小林歌穂。

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「はみだせGirls」では初日に続いてファミリーを巻き込んだ借り物競争が行われたが、安本チームのお題は「ファミえん2014タオル」、桜井チームのお題は「日焼け用サンオイル」と、「簡単すぎる」とメンバーが述べていた前日に比べて難易度が大幅アップ。真山は演出スタッフから「今日は見つからないぞ」と言われたことを明かし、星名は「ナマ言ってすみません……」と反省の弁を述べた。ウォーターキャノンの本領発揮となった「HOT UP!!!」「MISSION SURVIVOR」のあとは、「青い青い星の名前」で9人がまっすぐなボーカルを晴れ渡る空に響かせた。今年の「ファミえん」テーマ曲「いろはにODORYANSE」に続き、最後は2015年のテーマ曲「ナチュメロらんでぶー」で締めくくられた。

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アンコールの始まりを告げる「matsuriture」が流れると、9人は再び通路を歩いてセンターステージへと向かい、「Knock You Out!」を勇ましく歌い上げる。さらに水しぶきを浴びながらメインステージへと猛ダッシュしつつ「Go! Go! Here We Go! ロック・リー」、そして「自由へ道連れ」を歌うと、中山は「最後の最後に猛ダッシュしましたね!」と爽快な表情で笑った。最後に小林が「今年の夏がより素敵な思い出でいっぱいになりますように」と紹介した曲は「感情電車」。えびちゅうのエモーショナルな歌声が、ファミリーに深い感動を届けた。

再会は秋の「ちゅうおん」で

「えびちゅう 夏のファミリー遠足 略してファミえん in 山中湖2024」2日目の様子。

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2日間にわたる「ファミえん」を終え、小久保は欠席した同期の桜木に寄り添うように「9人になってしまったけど、心菜推しの皆さんもたくさん応援してくださってうれしかったです」とファミリーに感謝を述べる。そしてえびちゅうは10月に行われる、こちらも恒例となっている秋の野外ライブ「ちゅうおん」での再会を誓い、10回目の「ファミえん」のステージを降りていった。

なお、えびちゅうは今回の「ファミえん」の中でイヤホンおよびヘッドホンの専門店「e☆イヤホン」のコラボレーションを発表。このライブよりインイヤーモニターとしてUltimate Earsの「UE LIVE」の提供を受けた。さらに11月18日の“イーイヤの日”には、さらなるコラボ施策の発表も予定されている。

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セットリスト

私立恵比寿中学「えびちゅう 夏のファミリー遠足 略してファミえん in 山中湖2024」2024年8月18日 山中湖交流プラザきらら シアターひびき

01. ラブリースマイリーベイビー
02. 青春ゾンビィィズ
03. YELL
04. ほぼブラジル
05. マブいラガタイフーン
06. ちちんぷい
07. Family Complex
08. TWINKLE WINK
09. きゅるん
10. R-O-B-O-C-K
11. 全力☆ランナー
12. 誘惑したいや
13. はみだせGirls
14. オメカシ・フィーバー
15. HOT UP!!!
16. MISSION SURVIVOR
17. 青い青い星の名前
18. いろはにODORYANSE
19. ナチュメロらんでぶー
<アンコール>
20. Knock You Out!
21. Go! Go! Here We Go! ロック・リー
22. 自由へ道連れ
23. 感情電車

コラム
注目の1曲

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新井来歌夢《くかみん》🦝🌅朝灼けリパブリック @arai_kucam

みんな観てね

【ライブレポート】えびちゅう「ファミえん」2日目はマリンルックで、灼熱の中で届けた素敵な思い出の数々(写真130枚)

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