伊勢谷友介監督作、音楽は渋谷慶一郎、OVAL、永井聖一ら

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俳優の伊勢谷友介が監督する2012年2月18日公開の映画「セイジ -陸の魚-」で、渋谷慶一郎が音楽監督を手がけることになった。

映画「セイジ -陸の魚-」メインビジュアル(c)2011 Kino Films/Kinoshita ManagementCo.,Ltd

映画「セイジ -陸の魚-」メインビジュアル(c)2011 Kino Films/Kinoshita ManagementCo.,Ltd

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2003年公開の「カクト」以来、伊勢谷にとって8年ぶり2作目の監督作となるこの映画。原作は1999年の「太宰治賞」で最終候補に残った辻内智貴の小説「セイジ」で、現在開催中の「第24回東京国際映画祭」ではチケットが1分で完売するなど大きな話題を呼んでいる。出演は西島秀俊、森山未來、裕木奈江、新井浩文、津川雅彦など。

「告白」「死なない子供、荒川修作」に続いて映画音楽を手がけることになった渋谷慶一郎は、この作品ではピアノソロによるメインテーマなどいくつかの楽曲を手がけるほか、映画全体の音楽を監修。「全編エレクトロニカの映画音楽」と渋谷自身が言うような仕上がりになっている。

音楽制作には渋谷のほかに、OVAL、ミカ・ヴァイニオ(ex. PAN SONIC)、evala、真鍋大度、Ametsub、永井聖一(相対性理論)、原摩利彦といった面々が参加。渋谷のピアノを素材に先鋭的かつ優美な最新型のエレクトロミュージックを作り出している。

※記事初出時、アーティスト名の表記に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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