TEAM SHACHI夏の恒例ライブ「シャチサマ」、“無限沸き曲”発動でエンドレス沸騰

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TEAM SHACHIの野外ワンマンライブ「SHACHI SUMMER 2024」が8月10、11日に埼玉・東武動物公園 イベントステージHOLA!で開催された。

TEAM SHACHI(撮影:笹森健一)

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TEAM SHACHI(撮影:笹森健一)

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「SHACHI SUMMER」、通称「シャチサマ」は、チームしゃちほこ時代から続く夏恒例のワンマンライブ。2018年の改名後に関東で開催されるのは今回が初で、チケットは2日間ともにソールドアウトした。開催日の埼玉の最高気温は36℃近くを記録。開演時刻の夕方も屋根付きの半野外ステージを強い暑さが襲ったが、この環境を味方にするようにライブは熱気あふれる盛り上がりを見せた。

DAY1「サマースプラッシュ!やんちゃで自由な真夏の祭典」

TEAM SHACHI(撮影:笹森健一)

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初日は秋本帆華、咲良菜緒、大黒柚姫、坂本遥奈が、14人のダンサーと9人のスタプラ研究生を従えてステージに登場。8月7日にリリースしたばかりのEP「待ち合わせに、飽きもと。」より、「タキオのソーラン節」をTEAM SHACHI流にカバーした「TEAM SHACHIのソーラン節(南中ソーラン)」を力強く披露し、タフ民(TEAM SHACHIファンの呼称)との夏祭りの幕を開けた。「ドッコイショ」「ソーラン」いう掛け声が野外に響き渡り、続く楽曲からはブラスセクションのブラス民が加わってパフォーマンスの勢いが加速していく。メンバーはメインステージのほか、花道の先のセンターステージ、会場の左右に設置された2つのミニステージでも歌とダンスを披露。「雨天決行」ではウオーターキャノンによる放水の演出がタフ民のテンションを高めた。

TEAM SHACHI「SHACHI SUMMER2024~サマースプラッシュ!やんちゃで自由な真夏の祭典~」の様子。(撮影:笹森健一)

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その後もビーチボールや浮き輪、水鉄砲を手にスタプラ研究生とともに「じりじり夏活委員会 feat.しまじろう」を歌ったり、動物の耳が付いたカチューシャと手袋を身に付けて「ケモノノハナミチ」を披露したりと、工夫を凝らした演出でタフ民を喜ばせるTEAM SHACHI。初日はライブで披露されることの珍しいBasement Jaxxとのコラボ曲「Back 2 the Wild」もセットリストに組み込まれ、独特のビートとコミカルな歌詞に合わせ観客も思い思いにダンスする。その後も攻めの選曲でライブが進行していくが、王道アイドルソング「Rainbow」で一度クールダウン。大量の紙吹雪の演出が会場に幸福感をもたらした。

TEAM SHACHI「SHACHI SUMMER2024~サマースプラッシュ!やんちゃで自由な真夏の祭典~」の様子。(撮影:笹森健一)

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ライブが後半戦に突入すると、咲良と坂本が2人組ユニット“はなおん♪”としてステージに登場し、新曲「CABRIOLET」を初披露。咲良の鮮やかなボーカルと坂本のラップが映えるチルなパーティチューンが鳴り響くと、タフ民はペンライトを左右に振って音に身を任せる。さらに秋本と大黒もユニット“冷めたポテトの復活方法”として「きっと神回クライマックス♡」という王道アイドルソングを歌唱。こちらも初披露だったが、途中からコールが加わるなどタフ民の対応力の高さが垣間見られた。なお、YouTubeでは「CABRIOLET」のミュージックビデオが公開中だ。

TEAM SHACHI(撮影:笹森健一)

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新作EPの収録曲で、すでにライブの定番曲になりつつある「のんあるすいけん feat.炒飯」へとなだれ込むと、「あい あい」というコールや終盤のユーロビートのパートで会場の空気がひとつに。坂本の「水を撒いたあとは、サビで大きなアサガオを咲かせてね」という言葉を合図に始まった松隈ケンタの提供曲「アサガオ」では、4色のペンライトがアサガオのようにきらめき、美しいメロディとともに夏の夕暮れにマッチした。そして大黒の「まだまだ声出せるよな? まだまだ沸けるよな? いくぞ-!」という煽りから、TEAM SHACHIの新たなライブアンセムとなった「沸き曲」、さらにはヘッドバンギングやシンガロングが印象的なロックナンバー「FANTASTIC MIRAI」へ。アウトロでは魂の叫びのような秋本のシャウトが響き渡った。

TEAM SHACHI(撮影:笹森健一)

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アンコールでは2022年の「シャチサマ」で初披露され、メンバーにとってもタフ民にとっても思い出深い楽曲になっている秋本の作詞曲「光」などがセットリストに。MCに入ると、2025年1月4日に開催される東京・TOKYO DOME CITY HALL公演のタイトルが「決戦の鯱詣 2025~ポジティブ・エキサイティング・ソウル・ライブ~」に決定したこと、今年9月から「ROAD to TOKYO DOME CITY HALL」と称してライブシリーズ「友達万博」が行われることがアナウンスされた。この発表を受けて客席から歓声が沸き上がる中、今年の「シャチサマ」初日公演を締めくくった楽曲は「乙女受験戦争」。熱いコール&レスポンスが飛び交ったのち、秋本は「今日は全員と目が合ったと思います。夢の満員の日本武道館ライブに向けて、これからもいい意味で期待を裏切っていきたい。皆さんが見逃せない、目が離せないようなグループになっていきたい」と決意を口にした。

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DAY2「沸騰!リアルサウナHOLA!」

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