「それはかつてあって」は関東大震災における朝鮮人虐殺の歴史や入国管理局による難民、移民への人権侵害をテーマに作られた楽曲で、2019年にリリースされた。このたびリリースされるのは、同楽曲の新録バージョン。近年のライブアレンジを下敷きにアフロファンクディスコチューンにリアレンジされており、悪化の一途をたどるパレスチナの虐殺を受けて歌詞も加筆されている。
シングルはbandcampでの配信とCDでリリースされる。CDは明日11日に東京・WWW Xで行われるイベント「ソウルピクニック2024」から販売。売上金は全額パレスチナ赤新月社をはじめ、各支援団体に寄付される。
高橋一(Vo, Trumpet)
もう何年も「それはかつてあって、今も続いている」と歌ってきたけれど、「それ」は続いているどころか現在進行形でどんどんひどくなっている。
関東大震災における歴史的事実を想い、「ジェノサイド記憶は遥か遠く」と1行目に書いたが、パレスチナでは今この瞬間も人々が虐殺されている。
分断が深まる時代のなかで、他者の過ちはよくわからないが、自分自身がこのひどい状況を前に「何をやっていないのか」「何から目を背けているのか」はよくわかる。
思い立ってから随分時間がかかってしまったし、決して効率の良い手段ではないですが、少しでも苦境に立たされている人々の支援になればと思い、メンバー、スタッフの助けを借りてニュー・シングルを作りました。荒々しくも良いテイクが録れたと思います。
是非手に取って聴いてください。よろしくお願いします。
思い出野郎Aチーム「それはかつてあって 2024」収録曲
01. それはかつてあって 2024
02. それはかつてあって 2024(INST)
思い出野郎Aチーム presents “ソウルピクニック2024”
2024年8月11日(日)東京都 WWW X
黒井ひとみ @AlTni9
さすがだわ🥹すき https://t.co/i4JDpwgj0k