本作はゲシュタルト乙女の「日常生活において、ストレスによる現実逃避心理を持つことは多くある。しかし、一時的な現実逃避で幸福を得る瞬間はあったとしても、そのストレスが消えることはない。そして、そんな仮初めの幸福も蜃気楼のようにすぐ消えてしまう。目を背けたくなることが多い日々の中、現実を正面から受け入れ、そして立ち向かってほしい」というメッセージが込められた軽快でポップな1曲。ミキシングとマスタリングは、サカナクションなどの楽曲を手がけるエンジニア・浦本雅史が担当した。
YouTubeでは8月6日22:00に「蜃気楼」のミュージックビデオが公開される。MVは日本と台湾それぞれを舞台に、日常生活に疲弊する社会人とそこからの解放を描いた作品。監督は山下達郎や宇多田ヒカル、ALI、チャラン・ポ・ランタンなどの映像作品を担当する黒柳勝喜が務めた。
またゲシュタルト乙女は9月から東京、大阪、台湾を巡るバンドセットツアー「僕たちの働き方」を開催する。日本公演のチケットはイープラスにて販売中。
ゲシュタルト乙女 コメント
Mikan Hayashi(Vo)
音楽を通じて、自分の生まれ育った「台湾」を色々な方に表現できることがとても幸せです。黒柳さんや制作チームの皆さんの感性で捉えた台湾と日本のシーンは、まさにゲシュタルト乙女の音楽のように、言葉にできない深い繋がりを感じます。是非たくさんの方に届けられますように。
アース(B)コメント
黒柳さんとご一緒できてとても楽しかったです! また、仲間たちと努力をしながら、非常に限られた時間内でうまく撮影を行えて良かったです。「蜃気楼」は台湾と日本を繋ぐ一曲として、両地の風景がもっとお互いに馴染む、巧妙な接点となりました。MV撮影中から完成が楽しみでたまりませんでした。ぜひご覧ください!
黒柳勝喜 コメント
台北の街を見渡すと、様々な場面で日本語に遭遇し、そこから感じる東京は実態がある様で見えない街。
東京で暮らしていると、ネオ中華のルーロー飯はトレンドの1つで、台北の倍以上の価格のミルクティーは高級品。
2つの都市の実態は近い様で遠い。だからこそ感じる互いの文化への憧れや想像。
蜃気楼の様に見え隠れするそれぞれが鮮明に混ざり合えば、どんな面白いものが出来るだろう…そんな気持ちで撮影に挑みました。
ゲシュタルト乙女 台日ツアー2024 “僕たちの働き方”
2024年9月26日(木)東京都 WWW
<出演者>
2024年9月27日(金)大阪府 Music Club JANUS
<出演者>
ゲシュタルト乙女 / and more
2024年10月10日(木)台湾 Legacy Taipei
<出演者>
ゲシュタルト乙女
𝗠𝗶𝗸𝗮𝗻 𝗛𝗮𝘆𝗮𝘀𝗵𝗶 @mikanhayashi
弾き語りツアーで今度「仕事」というEPを作ると発表して、今回の曲もこのテーマを従って発想しました。
仕事の中で見てないふりをしたミスは最終的に自分に返ってくるし、自分の偏った思想を意識して直したからこそ、悟って心から解放できると思って書きました。… https://t.co/JX3uCU4UXG https://t.co/KENcGig3C6