「CITY POP NIGHT」はLittle Black Dressが2021年10月に初開催したイベント。Little Black Dress自身が愛するシティポップナンバーをカバーする企画で、4回目となる今回は
DJ MUROが、林が1978年から1980年まで組んでいたディスコユニット、イースタン・ギャングの「Charlotte」を流すと、その音に導かれるようにLittle Black Dressがバンドメンバーとともにステージイン。中森明菜「北ウイング」、大橋純子「シンプル・ラブ」を続けて披露する。その後彼女はカバーライブ開催について、「2019年に開催された『TOKYO MUSIC SHOW』がきっかけでした。そのときゲストで来ていただいた仲本工事さんに、『平成生まれ、令和の歌姫のあなたが昭和の歌を未来に歌い継いでください』っておっしゃっていただきました。その言葉を胸に今日も大好きな歌を歌いたいと思います」と語った。
その後Little Black Dressは“サマー・シティポップ・メドレー”と題し、山下達郎「Sparkle」、南佳孝「モンロー・ウォーク」、大瀧詠一「君は天然色」を立て続けに披露し、オーディエンスを沸かせる。さらに吉田美奈子「夢で逢えたら」に続いてパフォーマンスしたのはLittle Black Dressのオリジナル曲「マロニエの花」。80年代AORのフレーバーをたっぷり詰め込んだ曲に乗せて、彼女の豊かな表現力がたっぷりと届けられた。
続けて彼女は林哲司をステージに呼び込み、林の2ndソロアルバム「Back Mirror」の収録曲「RAINY SATURDAY & COFFEE BREAK」を2人で歌唱する。その後もLittle Black Dressは杉山清貴&オメガトライブ「SUMMER SUSPICION」、松原みき「真夜中のドア~Stay With Me」と、林の手がけた楽曲を歌い上げ、本編は終了。アンコールでも林を招き、竹内まりや「September」、杏里「悲しみがとまらない」とシティポップの名曲を披露する。ここで林を送り出し、彼がLittle Black Dressに提供した「逆転のレジーナ」をラストにパフォーマンスし、ライブを締めくくった。
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【ライブレポート】Little Black Dressが愛するシティポップを続々カバー、林哲司も参加した「CITY POP NIGHT」 https://t.co/p8jc9ggaxO