ICExとLienel「サマステ」で熱い夏の幕開け、最後は「恋のDing Dong」コラボ

ICExとLienelが本日7月21日に東京・六本木ヒルズアリーナで開幕したライブイベント「コカ・コーラ SUMMER STATION 音楽LIVE」に出演した。

「SUMMER STATION 音楽LIVE」通称「サマステ」は、六本木ヒルズアリーナの特設ステージにさまざまなアーティストが日替わりで出演する毎夏恒例のライブイベント。ともに「サマステ」初出演となったICExとLienelはイベント初日のトップバッターとして登場し、この夏に勢いを付けるかのような熱いパフォーマンスを繰り広げた。

Lien（Lienelファンの呼称）の黄色い声を浴びながら登場したLienelは「Mr.Sister」「親指☆Evolution！」とキャッチーな掛け声のある楽曲を畳み掛け、フルスロットルで会場を盛り上げる。高岡ミロが観客へ水分補給を促すと、リーダーの芳賀柊斗が「ICExの八神（遼介）くんが言ってたんですけど、COOLer（ICExファンの呼称）の近くにいると涼しいらしいですよ！」と話し笑いを誘った。

次に彼らは「kimito」「Love With You」といったロマンチックな楽曲をぎゅっと凝縮したメドレーで観客を魅了。その後、最新曲「Curry on love」で場内をエキゾチックなムードで満たし、会場中の視線を釘付けにした。さらに、この季節にぴったりの「Summer Boy! Summer Girl!」が客席のテンションを引き上げる。クライマックスのタオル回しパートでICExメンバーも呼び込み、笑顔あふれるステージを展開したLienelは、そのままICExにバトンを渡した。

ICExは「ビリミ」でクールな魅力を発揮し、場内を自分たちの色に染め上げる。続いて「シブヤ 午後6時」でさわやかな風を吹かせ、観客に表現の幅を見せつけた。中村旺太郎の「声出す準備できてますかー！ この調子で盛り上がっていきましょう！」という煽りからつながったのは、9月25日リリースのメジャー1stアルバムのリード曲「Hollywood」。コロコロと変わるカラフルな曲調と、メンバーの茶目っ気あふれるパフォーマンスで、客席に笑顔が広がった。

志賀李玖は「僕たちICExは、この夏まだまだライブがあります。一緒に最高の夏にしていこうぜ！」とCOOLerに語りかける。そして阿久根温世の曲紹介とタイトルコールから、温かなミドルナンバー「Member Sign」がスタート。ICExは会場中のCOOLerとハイタッチのモーションで交流を楽しみ、ハートフルな空間を作り上げた。

その後、LienelとICExはEBiDAN全体曲「恋のDing Dong」を一緒にパフォーマンス。にぎにぎしくキュートに歌い踊り、ファンを熱狂させた。そして最後に全員で一列になり、声をそろえて挨拶をした2組は、名残惜しそうに手を振りながらステージをあとにした。