「Touching the Void」は本作の主人公である登山家ジョー・シンプソン本人が1988年に執筆した小説が原作の舞台。ペルーのアンデス山脈にある標高約6400mのシウラ・グランデ山に登頂した際、実際に起こった壮絶な遭難事故の回想録となっている。
2018年にはイギリスのブリストル・オールド・ヴィックシアターにて当時芸術監督を務めていたトム・モリスによる演出で初演され、チケットは連日ソールドアウトした。今回はトム自身が来日し、オリジナル版の演出で日本人キャストとのクリエーションが実現。俳優たちにとっては、肉体的にも精神的にも負荷のかかる演出となる。
主人公ジョーを演じる正門はトムとのタッグについて「海外の演出家の方とご一緒するのは初めてで緊張していましたが、トムさんとオンラインでお話して、非常に穏やかな方で安心しました。今は稽古が始まるのを楽しみに毎日トレーニングをするなど、できる限りの準備をしています!」とコメント。ビジュアル撮影について「実際に雪山に登る為の服装や装備を身につけて、アイスアックスのみで体を支える体勢をとっての撮影などもありました。スタジオも冷房でキンキンに冷やしていただき、徹底的に擬似雪山を作ってくださいました(笑)。それ故に迫力満点のビジュアルになっていると思います!」と語っている。
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