現役マグロ漁師が作詞した「一番マグロの謳」の歌碑を大間町に建立、福田こうへいも駆けつける

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現役のマグロ漁師が作詞を手がけた「一番マグロの謳」の歌碑が昨日7月3日に青森県下北郡の大間町に建立され、その除幕式に大間町の観光大使を務める福田こうへいが出席した。

強風の中で歌う福田こうへい。

強風の中で歌う福田こうへい。

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「一番マグロの謳」の歌碑

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大間町は13年連続で一番マグロを水揚げしているマグロの名産地で、“大間まぐろ“はブランドマグロとして知られている。一番マグロとは、初競りでもっとも高い値が付いたマグロのこと。「一番マグロの謳」の歌碑の裏側には、一番マグロを獲った歴代の漁師23名の名前が刻まれ、その中には大間のマグロを全国的な知名度に押し上げるきっかけとなり、昨年9月に惜しまれつつ亡くなった山崎倉氏の名前も刻まれている。

「一番マグロの謳」歌碑除幕式の様子。

「一番マグロの謳」歌碑除幕式の様子。[拡大]

除幕式には福田のほか、作詞を手がけた現役マグロ漁師の“ヨシさん”こと熊谷義宣氏や作曲家の四方章人、青森県議会、大間町議会議員らも出席し、町民ら含め約200名が参加。町内放送の防災行政無線で「一番マグロの謳」のメロディが風に乗って流れ始めると同時に式典がスタートした。

強風の中で歌う福田こうへい。

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もともと熊谷らマグロ漁師のファンだったという福田。コンサートで熊谷を見かけた福田が、熊谷に声をかけたことがきっかけで両者の交流が始まった。大間が“第2の故郷”だという福田は、マグロ漁師の熊谷氏と菊池一夫氏との一期一会の出会いと縁について語り、「漁師の皆さんの心意気をこれからも歌に乗せてがんばってゆきたい」と意気込みを述べた。

「一番マグロの謳」歌碑除幕式の様子。

「一番マグロの謳」歌碑除幕式の様子。[拡大]

福田を含む関係者6名でロープを引き、「一番マグロの謳」の歌詞が刻み込まれ、マグロのヒレをかたどった黒御影石の歌碑が姿を現すと、来場者一同から拍手と歓声が沸き起こる。そして式典の最後に福田は「北限海峡」「男の海峡」、そして「一番マグロの謳」の3曲を歌唱。福田は「なんせこの風ですので、だんだん押されて私の短い足でも非常に不安定でございます」と笑い、3旗の色鮮やかな大漁旗が掲げられ風にたなびく中で「一番マグロの謳」を熱唱した。

福田が歌う「一番マグロの謳」は、2022年発売のシングル「ふるさと山河 / 一番マグロの謳」に収録されている。

※山崎倉氏の「崎」はたつさきが正式表記。

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