IMP.念願の初単独コンサート「自分たちの名前をアリーナで言える日が来るとは」

IMP.の初の単独コンサート「DEPARTURE」の初日公演が、昨日6月13日に東京・有明アリーナで開催された。

彼らが所属するTOBEは6月に三宅健、北山宏光、Number_i、IMP.と、4組のアーティストの単独公演を有明アリーナで行う。IMP.の公演はこのトップバッターとして行われた。

ゴールドの衣装をまとった7人は「SWITCHing」で勢いよくライブをスタートさせ、、一糸乱れぬダンスパフォーマンスでPINKY.（IMP.ファンの呼称）を魅了。デビュー曲「CRUISIN'」ではムービングステージがアリーナ席を移動し、観客をさらに喜ばせた。最初のMCでは椿泰我が「みんな、お待たせ！」と笑顔を見せ、鈴木大河は「もっともっと声出せますか！ その調子でよろしく」と煽る。佐藤新も「俺が知ってるPINKY.はそんなもんじゃない！ 沸いてくれ、有明！」と会場の熱をさらに高めた。

7人は今回の公演タイトルにもなった1stアルバム「DEPARTURE」の収録曲を続々と披露し、通常盤のボーナストラックとして収録されたユニット曲もパフォーマンス。各々の個性が光るステージを繰り広げていく。MCでは基俊介が「ちゃんと見えてますよ、ありがとう！ やっとこの場所でみんなに会えたね」と呼びかけ、影山拓也は「自分たちの名前をアリーナで言える日が来るとは思ってなかったぜ！」と感無量な様子をみせる。横原悠毅は「3年半くらい前に『2年後にアリーナやります』って言ってたんだけど、もう3年半経ってたね。お待たせしました」と語りかけ、松井奏は「まだちょっとふわふわしてる感覚。アリーナでやれてるんだなって」と初の単独公演の喜びを噛み締めた。

ライブ終盤では「この曲が来たときから、単独公演で初披露しようとメンバーみんなで決めていました。PINKY.のみんなに心を込めて歌います」という佐藤の言葉に続き、「To U」をPINKY.に語りかけるように歌う。スクリーンには感極まったメンバーの表情が映し出され、オーディエンスを感動に導いた。アルバムのリード曲「NINNIN JACK」では観客によるスマートフォンでの撮影が許可され、無数のカメラが向けられる中で7人は全力のパフォーマンスを見せつけた。

アンコールで7人は再び「CRUISIN'」を披露。最後はPINKY.とともに「俺たちが、IMP.！」と叫び、初の単独公演を締めくくった。

※記事初出時、セットリストの一部に誤字がありました。お詫びして訂正いたします。