これまでイラストによるアーティスト写真を使用し、メディア上では顔の露出を行ってこなかった
「私がこれまで自分の顔を隠してきたのは、結果はどうあれ、単なるアーティストとしてのプロモーション戦略ではありませんでした。私は自分の顔と、そしてそれを撮影されることに対して非常に大きな嫌悪と恐怖を感じ続けてきました」と語る長谷川。「しかし私は、皆さんから見えている私の姿を定義し直す契機を作りたいと思い、今回の撮影を決断しました」と新たなアーティスト写真撮影の理由を説明しつつ、「私にとって撮影は、今も変わらず痛みと恐れを伴うものであり続けています。私はこれからも、皆さんに私のことを撮影しないように頼むと思います。その時に、少なくとも私の中に一方的かつ商業的な戦略を押し付けようとする意図がないこと、今回の撮影が人間の顔に関する一元的な規範、自己愛と自己嫌悪、アーティストの商業的な価値、そして何よりも音楽の達成に関する混濁した渦中で行われたことを、どうか伝えたかったのです」と胸中を語っている。
アーティスト写真の撮影とディレクションは「音がする」「巣食いのて」のジャケットも手がけた美術家の竹久直樹が担当。スタイリングをカルトファションスペース / クリエイティブグループのモードの悲劇、ヘアメイクを結城小百合、オリジナルのネイルチップをマエダエマが手がけた。
(くさのこう) 🌈 @kkkkssssnnnn
長谷川白紙が顔写真を初公開、隠してきた理由と撮影の動機を語る https://t.co/pdaQsYX3FB