本日発売された「ヒロイン」は5月に山下がグループを卒業することを受け、“アイドルとしての集大成”をテーマにアメリカ・ロサンゼルスで撮影が行われた写真集。山下は2020年に発売した1st写真集を超えるようなものを届けたいという思いから、ワクワクした感情と同時にプレッシャーも感じたという。完成した感想を問われると「我が子のようですね」と愛しそうに目を細め、ロケ地や衣装だけでなく写真の掲載順までこだわり抜いたと明かした。
映画に登場するロケ地に行ってみたい気持ちからロサンゼルスでの撮影を希望したという山下。本書には「ラ・ラ・ランド」をモチーフにしていたり、「バービー」「E.T.」を意識したカットが入っていたりと、エンタテインメントの聖地ならではのオマージュカットも含まれている。思い出深い撮影を聞かれると、彼女は乃木坂46として初めて袖を通した衣装で街を歩いたことと回答した。
1st写真集から一番成長した部分を問われると「表情が全然違っていて。1stのときは20歳で、大人ぶってる印象があるんですけど、今回は弾けるような笑顔や、涙もあったりとかして、いろいろな表情をカメラの前でできるようになったなあと実感しました」とコメント。お気に入りのカットについては犬とのショットをセレクトし、「1stでは猫ちゃんと一緒に撮ったので、それなら今回はワンちゃんだろうと。いろんなワンちゃんの写真を見て自分で選んだ子なんですけど、運命を感じたんです」と理由を語った。さらに「写真集に点数を付けるなら?」という写真集会見で定番の質問では「山下だけに、マウンテン!(笑)」という回答が飛び出し記者陣を笑わせた。
卒業に対する心境を聞かれると、山下は「なかなか実感が湧かないのですが、東京ドームで卒業コンサートも開かせていただけるのはファンの皆さんのおかげだと思っているので、すべてを詰め込んだライブにしたい」と意気込み、「残り短い時間ですけど、ファンの皆さんにもメンバーにも残せるものを置いていきたいと思っていますので、1日1日を大切に過ごしたいと思います」と凛々しい表情で語った。最後に彼女は写真集について「卒業を控える中で作品を作れるっていうのは本当にうれしいことですし、アイドルを卒業してからもたくさんの方にずっと見続けていただきたい大切な作品になりました。ボロボロになるくらい愛していただける“ヒロイン”だと思います」と本書をアピールして会見会場をあとにした。
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