SUSHIBOYSとimai、夜型の2組が昼の新宿を限界まで爆アゲ!未発表曲も披露でファン大喜び

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ラップグループのSUSHIBOYSとトラックメイカーのimaigroup_inou)によるツーマンライブが3月31日に東京・新宿MARZで開催された。本公演はライブナタリーが企画したもので、チケットは発売後すぐにソールドアウト。約250人の観客を前に、2組はハイテンションなパフォーマンスを繰り広げ、会場は真っ昼間から熱狂的な盛り上がりを見せた。

SUSHIBOYSとimai。(Photo by Goku Noguchi)

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imai

imai(Photo by Goku Noguchi)

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開演時刻の12:00を迎えると先攻のimaiがステージへ。パソコン音楽クラブの楽曲「UFO-me」のリミックスバージョンを1曲目にプレイした彼は、フロアを指差し、その反応を確かめながらBPMをどんどん上げていく。そこからドラムンベース調の「Dragon Walker」になだれ込んだimaiは「全然遅いですからね。もうちょっとギア上げますね? もっと速いほうがいいですよね?」と観客に問いかけながらスピードアップ。腕を振り回したり、頭をかきむしったり、トラックメイカーのライブとは思えないほどアグレッシブな動きとともに音を自在に操り、フロアを盛り上げる。

imai(Photo by Goku Noguchi)

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「いい感じ。ちょっとあったまってきた」とつぶやき、ポップなサウンドの「Mad Mouse」で観客を沸かせたimaiは、「皆さん反射神経いいかもしれない。僕もバリいいんでお互い行けるとこまでいきましょう」と呼びかけると「Falling」へ。爆音に乗って飛び跳ね、汗を流しながらライブを進め、「Fly feat.79,中村佳穂」では「フー!とか言っちゃっていいですよ!」と観客を煽る。フロアから大歓声を浴びたimaiは「すごくいいんじゃないですかね?」と満足げな様子を見せ、「僕は夜型なんで参考にならないかもしれないんですけど、僕の中の12時だったらあり得ないくらいの打点」と観客のノリのよさを称賛した。

imai(Photo by Goku Noguchi)

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「さっき生まれて初めてオープンと同時に(新宿MARZ隣の)ゴーゴーカレー食べてきたんでめっちゃ元気です」と明かしたimaiは、「Test Driver」「Bonus Stage feat. Drum Test(remix)」を激しいアクションとともに連発。「55」では「スピードが最速になるかどうかは君たち次第」と告げ、「これでいいですか? 全然ですよね? 俺が行くところまで行ったとこ見てくださいよ。もっともらっていいですか?」と興奮気味にリアクションを求める。さらに「XP」でimai節とも言うべきエレクトロサウンドを炸裂させた彼は、やや落ち着いた「Macaroon feat. 王舟」を演奏したのち、まだ時間があることを確認すると、リリースされていないMONO NO AWARE「かむかもしかもにどもかも!」のリミックスをパフォーマンス。超高速のビートで観客を圧倒し、勢いよくステージを去っていった。

SUSHIBOYS

SUSHIBOYS(Photo by Goku Noguchi)

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MCのFARMHOUSEとサンテナ、DJ兼カメラマン兼マネージャー兼運転手兼スーパーバイザーのneo yosikawaで構成されるラップグループSUSHIBOYS。ステージに飛び出してきた彼らは「死んだら骨」でライブを開始すると、長い手足を振りながらリズミカルにラップし、「木にしない」「LOUD」をエネルギッシュに畳みかける。普段だったらまだ寝ているような社会不適合者グループであると自己紹介しつつ、自分たちの楽曲が自動車のCMソングになったことをうれしそうに報告したFARMHOUSEは「乗り物系ラッパーなんで、こっから続けて乗り物が登場してまいります」と宣言し、「今日はちょっとスペシャルな感じで最終的にはみんなでトイレに行こうかな」と予告。サンテナは車の発進には修理が必要と語り、「工具とかは使わないっす。必要なのは皆さんのバイブスですね」と呼びかけると、自動車の整備士である父の名を観客に叫ばせる。

ゴムボートを投げ込むSUSHIBOYS。(Photo by Goku Noguchi)

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そうして「軽自動車」をスタートさせたSUSHIBOYSは、コールアンドレスポンスを交えながら「ダンボルギーニ」を続けてパフォーマンス。「高速道路」では3人で一列に並び、煌びやかなシンセサウンドに乗って踊ってみせる。その流れで彼らは「高速道路のパーキングに寄ってやっぱ行くのはトイレってことで」という曲振りから新曲「TOTO」を披露。予告通りにトイレがテーマの楽曲で乗り物ソングメドレーを締めくくった。その後SUSHIBOYSは「東海道新幹線、喫煙室なくなってました……」という嘆きから「OMG」を歌い、コールアンドレスポンスから「アヒルボート」に突入。アヒルのゴムボートを客席に投げ込む恒例のパフォーマンスで観客を熱狂させた。

SUSHIBOYS(Photo by Goku Noguchi)

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ライブ終盤、「Good Day」でリラックスしたムードを作り、サビのダンスをレクチャーしてから「パンライススパゲティうどんそば」を歌ったSUSHIBOYS。「次は蝶になりたいって曲なんだけど、どうしたら蝶になれるんだろうね。俺は音楽でメシ食ってくことが蝶だったわけよ。でも、それになってみるとまたサナギに戻っちゃうんだよね。結局死ぬまでサナギなんすよ。蝶になりたいって気持ちはずっと持ってる」というFARMHOUSEの熱い語りから「SANAGI」を歌い、音楽に夢中になる様をラップした「DRUG」でライブを終えるが、観客の拍手は鳴り止まない。

観客に囲まれながら新曲「おにぎり」を披露するSUSHIBOYS。(Photo by Goku Noguchi)

観客に囲まれながら新曲「おにぎり」を披露するSUSHIBOYS。(Photo by Goku Noguchi)[拡大]

再びステージに現れたSUSHIBOYSは、このライブの翌日に新曲のミュージックビデオを撮影する予定であることを明かすと、その新曲「おにぎり」をここで披露することに。宣伝動画を撮るため、「2割増しくらいで盛り上がってほしい」と求めたFARMHOUSEとサンテナはフロアに降り、観客と一緒に汗だくになりながらコールアンドレスポンスを繰り広げ、会場の盛り上がりを最高潮に導いた。

セットリスト

「ライブナタリー “SUSHIBOYS × imai”」2024年3月31日 新宿MARZ

imai

01. UFO-me (remix)
02. Dragon Walker
03. Mad Mouse
04. Falling
05. Fly feat.79,中村佳穂
06. 未発表曲
07. Test Driver
08. Bonus Stage feat. Drum Test(remix)
09. 未発表曲
10. 55
11. XP
12. Macaroon feat. 王舟
13. かむかもしかもにどもかも!(remix)

SUSHIBOYS

01. 死んだら骨
02. 木にしない
03. LOUD
04. 軽自動車
05. ダンボルギーニ
06. 高速道路
07. TOTO
08. OMG
09. アヒルボート
10. Good Day
11. パンライススパゲティうどんそば
12. SANAGI
13. DRUG
<アンコール>
14. おにぎり

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imai @et_imai

恐らくナタリー史上初めてゴーゴーカレーが記事になりました🍛 https://t.co/tnpdT0BIUP https://t.co/Ot7a3I3si6

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